« 挑む力/田島篤、片瀬京子 | トップページ | カルロス・ゴーン リーダーシップ論/カルロス・ゴーン »

2018年7月20日 (金)

一流のリーダーほど、しゃべらない/桜井一紀

Photo ハーバード大学の研究によると、「人は他人の話を聞くより、自分のことを話したがる」という傾向があり、さらに「自分のことを話しているときに、薬物や食事などの刺激で快感を覚えるときと同じ脳の部位が活性化する」そうです。

どんな人でも自分のことを話したがる。

そして、自分のことを話しているとき、人はいい気持ちになる。

経験上、自分のことを話すことが嫌な人はいない。

もし、話さない人がいたとすると、それは話のもっていきかたが悪いからである。

更に、話すというのは能動的な出力作業である。

頭を使わなければできない。

話すことで、自分の話を咀嚼し、考えが整理され、腑に落ち、新しいアイデアに気づいていく。

自分の言葉になることではじめて、本当の意味で自分のものになる。

「あなたはどうしたらいいと思う?」

「これについて、僕はあんまり詳しくないので、教えてくれない?」

そんなふうに 部下に発言する機会を与えると、驚くほどどんどん意見が出てくる。

更に、「聞く」ことで、部下に自己肯定感を与えることができる。

職場において、上司に認められている、ここに居場所があると思うからこそ、人はがんばれる。

答えを「教える」のではなく、自分で答えにたどり着けるように導くこと。

「気づかせる」こと。

そのためにあるのが「質問」である。

部下との会話を、基本的に質問で形作るようにする。

これができるかどうかはリーダーとして重要な要素だと思う。

« 挑む力/田島篤、片瀬京子 | トップページ | カルロス・ゴーン リーダーシップ論/カルロス・ゴーン »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一流のリーダーほど、しゃべらない/桜井一紀:

« 挑む力/田島篤、片瀬京子 | トップページ | カルロス・ゴーン リーダーシップ論/カルロス・ゴーン »