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2018年7月27日 (金)

経営幹部 仕事の哲学/田口力

Photo マネジメントとリーダーシップの関係を車にたとえて別の言い方で表せば、リーダーシップはハンドルとアクセルペダルで、マネジメントはブレーキとギアです。推進力としてのエンジンを扱うシステムがないのに、ブレーキばかり踏んでいても車は前に進みません。

日本における人材開発の問題点は、人や仕事の「マネジメント」に関する教育に力点を置きすぎて「リーダーシップ」の側面についての教育が十分になされなかったという点にある。

例えて言うならば、アクセルを踏むことをしないで、ブレーキのかけ方ばかり学んでいたということである。

これではうまくいくはずがない。

アクセルをいっぱいに踏んだ時、初めてブレーキを踏む必要も出てくる。

マネジメントとリーダーシップはまさに車の両輪。

日本の企業はマネジメント側面ばかりに注力してきたため、バランスを欠いた経営幹部を作り上げてきたということではないだろうか。

ある本にはリーダーシップとは「What(何をするか)」を決めることであり、「マネジメント」とは「How(どのようするのか)」を考える事と書いてあった。

今の日本に必要なのは、まさにWhatを決めることではないだろうか。

会社の方向性を決めるハンドルを握り、ダッシュボードの計器類に示される車の状態を確認しながらアクセルとブレーキのペダルを使い分け、最も効率的に目的地に到達させる役割が経営幹部の責務ということであろう。

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