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2018年7月16日 (月)

6時に帰る チーム術/小室淑恵

Photo 私の会社は、毎日が「残業禁止」です。よほどのことがない限り、私も含めた全社員は、夕方6時になると仕事を終えて帰らなければなりません。「残業は評価面でもマイナス」ということをはっきり打ち出しています。例外的に残業が発生しても、その分は必ず同じ月のどこかで休まねばならず、総労働時間の超過は認めません。

残業を減らす一番シンプルであり、効果的な方法は、残業を禁止することだ。

残業を禁止すると、「社員がどんどん自分で学びはじめる」という効果がある。

特にスキルが未熟な若手社員ほど、よく学ぶようになる。

こうした若手は、それまでスキルの未熟さや知識のなさを、残業や休日出勤という「時間」でカバーしていた。

しかし、全員が残業禁止となると、こうした人は「なぜ自分は時間内で仕事が終わらないのだろう」と考えはじめる。

そこではじめて、自分の知識・スキル不足や業務の標準化不足に気付き、仕事のマニュアル化に取り組んだり、定時後に自己研鑽をしたりするようになる。

本書には様々な残業時間を減らすノウハウが記載されている。

ただ、これは言わば残業を禁止したことから生まれた副産物に過ぎない。

残業をするとマイナス評価になるという追い込まれた状態になり、工夫改善が生まれたということである。

マニュアルを作ったり、多能工化を進めたり、無駄な会議を減らしたり、等々、様々な工夫が生まれる。

残業を減らすためにどこから手を付けたらいいのか分からない会社は、まず残業を禁止することから始めたらどうだろうか。

これを実施するのに不可欠なのは経営者の覚悟であろう。

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