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2018年9月 8日 (土)

リミットレス!/大嶋信頼

Photo いくら先のことに備えても、嫌なことは起こります。逆に、先のことを考えれば考えるほど、〝今〟を生きられなくなるから、今が不幸になるのです。

すぐ不安になる人がいる。

軽い頭痛であっても「もしかしたら、脳の血管が詰まっているのかも?」

取引先からの受注が減ってくると、「もしかしたら、取引中止になるのでは?」

などと不安に駆られてしまう。

不安感が強いという面は、悪いことばかりではない。

人は不安や恐れがあるから将来起こるであろう危険を察知し、未然に防ぐことができる。

しかし、あまりにも不安や恐れが強すぎると、私たちの行動を制限する。

「石橋を叩いて渡らない」ということが起こる。

これは私たちの中で勝手に安全装置が働いて行動を制限してしまっているから。

このような「自分の行動に強く制限をかけてしまうもの」を本書では「リミッター」と定義している。

ではこのリミッターを外すにはどうすればよいのか?

処方箋は、「心よ」と問いかけることだという。

実は私たちは無意識のうちに両親や周りの人の考え方や価値観に問いかけ、結論を出そうとしている。

「こんな時、父はどう教えていただろう」

「こんなことをやったら上司はどう思うだろう」

無意識のうちに自分ではない存在に判断を委ねてしまっている。

思考とは「外部から入れられているもの」。

自分の頭から湧き出てきたことのように思えるが、両親をはじめとする誰かに影響されて出てくる。

つまり「自分の思考は、自分のものではない」。

しかし「心よ」と問いかけた時は、これと違った答えが得られる。

それは、未来の自分や過去の純粋な自分とつながって、私たちを優しい声で助けてくれるから。

なぜ優しいかというと、心の声は私たち自身だから。

これはやってみる価値がありそうだ。

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