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2018年9月 4日 (火)

成功の戦略/江上剛

Photo 戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。

孫氏のこの言葉は、「少数なのに強気なのは、大敵の餌食になってしまう」という意味だ。

敵より大きい兵力なら戦争してもいいが、そうでないならさっさと逃げろ、

あるいはそもそも戦争なんか考えるなということである。

孫子の考え方は、ある意味当たり前のことである。

だが、この当たり前に見えることが、最も難しい。

なぜ人々は無謀な戦いをしてしまうのだろうか?

日本軍を考えてみればいい。

アメリカと戦争した。

物量的にも圧倒的に差があるにも拘わらず、無謀な戦争に突入し、国を滅ぼし、多くの犠牲者を出してしまった。

なぜこんなことをしてしまうのだろうか。

孫子は、「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」と言う。

100回戦って100回勝っても、それは最上の策ではない。

戦わずして勝つのが最上の策だと言うのだ。

日本人は、玉砕覚悟で突撃し、死んでしまうところに敗者の美を感じることがある。

しかし、死んでしまったら元も子も無い。

ここで言っていることは、

負ける戦争はしない。

戦わないで勝つのが最上の策だ。

そのためには味方を集め、敵より圧倒的な兵力にならねばならない。

敵より大きな兵力になるまで戦いを避けたり、逃げたりすることは恥ではない。

ということである。

ビジネスの世界でも同様である。

やはり負けるとわかっている戦いはしないことは大切ではないだろうか。

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