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2018年10月14日 (日)

世界NO.1コンサルティング・ファームが教える成長のルール/作佐部孝哉

No1 高い成果を残すハイパフォーマーと、そうでない人では大きく3つの因子で差があることがわかりました。それは、
 ●未来を描く「構想力」
 ●多様な人財を活かせる「人間関係構築力」
 ●成果を出すまでやりきる「実行貫徹力」
 の3つです。

なぜ、アクセンチュアの社員は成長が早いのか?

その理由のひとつに、最初の1年でビジネスパーソンとしての土台を築き上げることがある。

その土台とは①未来を描く「構想力」 ②多様な人財を活かせる「人間関係構築力」 ③成果を出すまでやりきる「実行貫徹力」 である。

まず1つめに必要とされるのが、未来を描く「構想力」。

これは、変化の激しい環境においても、より良い将来像を描き出し、社会や産業、そして所属する組織にこれまでとは違う、新しい景色を見せられる力のこと。

そして、いま必要な構想の仕方とは、長時間軸で描いた将来像と、状況を見ながら常に見直しをかける短期的な見通しの2つを使い分けること。

変化の激しい時代には、明確な将来像を目標としつつ、目の前の状況を着実に乗り越えていくことが不可欠だ。

こうした将来像を描く際には、自分の思いつきだけでは説得力がない。

根拠となるデータや情報を集めつつ、最後には「これをやる」と決断できる意思決定の力が必要となる。

2つめに必要とされるのが、多様な人財を活かせる「人間関係構築力」。

組織において自分ひとりでできることは限られている。

より大きな成果を出すには、自分の後輩や同僚だけでなく、上司や顧客も含めて協力を結集する力が不可欠になる。

これからの時代は、自社に答えやノウハウがないような状況が増えてくる。

社内の人を巻き込むだけでなく、自社とは異質な価値観を持つ、社外の人、海外の人ともつながることのできる力が必要となる。

3つめに必要とされるのが、成果を出すまでやりきる「実行貫徹力」。

企業の業績の差を分けるのは、戦略や構想の巧拙ではなく、その実行の徹底度合いだ。

それは個人に置き換えても同じ。

まわりの人を見ても、口だけで行動に移さない「口動派」の人は大きな成果を残すことはない。

これからの実行貫徹力とは、構想をいつまでも熟考しているのではなく、すぐに最初の一歩を踏み出せる力。

それもやみくもに頑張るのではなく、トライ&エラーを意図的に繰り返しながら、早く成果にたどり着ける力が大事になってくる。

そして、この3つの力を回していく速さも重要。

アクセンチュアでは、これら3つの力を入社1年目で徹底的に身につけさせるという。

コンサルティングファームならではの育成方法だが、その前提として、それに耐えられる人材を採っていることがあるのではないだろうか。

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