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2018年10月16日 (火)

人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?/門倉貴史

Photo 世の中には正当なビジネスだけがあるのではない。さおだけ屋の例でみたように、悪徳商法も存在するし、悪徳商法とまではいかないが、「売ったが勝ち」と、違法スレスレのビジネスを展開している業者や企業も多い。そしてそのような商売がある程度の利益を上げ、潤っているのもまた事実なのだ。

確かに世の中には、違法スレスレのビジネスは存在する。

たとえば、野球選手はよく個人会社を作る。

そこの従業員は大抵、野球選手の家族や親族である。

もちろんそれは節税のためである。

会社は税金逃れのために税率の安い国を拠点にする。

これも税員逃れのためである。

しかし、それらは節税であって、脱税ではない。

それを分けるボーダーラインは曖昧なものの、明確な脱税ではない。

グレイゾーンに属する商売の仕方なのである。

これら、節税は合法的な経済活動であるが、なかには勢いあまって、非合法な経済活動へとつながる禁断の扉を開いてしまう者もいる。

税金の支払いをゼロにする究極の手段が、「地下ビジネス」の展開である。

「地下ビジネス」とは、通常の企業や個人が行うビジネスと同様、収益を生み出す経済活動だが、社会のルールでやってはいけないことになっているビジネスを指す。

具体的には、売春や違法ドラッグの密売、ニセモノ商品の製造・販売、暴力団のシノギなどがこれに当たる。

これらは完全に脱税であり違法である。

「必要悪」という言葉があるが、これらは、それですらない。

しかし、それによって利益を得ている人たちが世の中にはゴマンといるということも事実である。

商売というものは「会計」とか「マーケティング」など洗練された言葉で説明できるものではなく、もっとドロドロした売り手と買い手の戦いだということではないだろうか。

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