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2018年11月17日 (土)

リーダーを目指す人の心得/コリン・パウエル

Photo 部下に尊敬されようとするな、まず部下を尊敬せよ

軍隊において上官の命令は絶対である。

上官は指揮命令をし、部下は服従する。

だが、それだけではやる気を引きだすのは難しいという。

服従から仕事に対する誇りやいい仕事をしようという気概が生まれるとは考えにくい。

このような感情が生まれるには、優れたチームの一員だと部下が感じる必要がある。

そしてそのためには、チームメンバーがリーダーを尊敬していなければならないし、また、自分たちがリーダーに尊敬されているとも感じていなければならない。

チームメンバーがリーダーを信頼し、また、自分たちがリーダーに信頼されていると感じてもいなければならない。

自分たちが高く評価され、必要とされていると感じる必要がある。

部下の尊敬は、獲得する以外に方法がない。

尊敬は部下からリーダーに与えられるものであって、尊敬しろと命じて得られるものではないからだ。

だから、部下を尊敬しようと思えば、まず、部下を知らなければならない。

少尉として任官したとき著者は、指揮下にいる何十人かの兵士について学べるかぎりのことを学べと教えられたという。

そのため、小さなノートを用意し、兵士一人ひとりについて、その名前、誕生日、認識番号、小銃の製造番号、家族、出身地、教育、専門、任官日などをメモすることにした。

実績、素行、身なり、意欲、強み、弱みなどについても、最初にどう感じたか、また、それがどう変わっていったかをメモしたという。

つまり、部下の人となりを深く理解することによって、はじめて部下を尊敬できるようになるというのである。

そしてその自然な尊敬の思いが部下に伝わった時、部下は上官を尊敬するようになる。

軍隊であっても、会社という組織であっても、部下を尊敬し、尊敬されることが重要ということは同じではないだろうか。

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