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2019年1月 6日 (日)

世界はこれほど日本が好き/河添恵子

Photo 「ポーランド国民は日本に対し、最も深き尊敬、最も深き感恩、最も温かき友情、愛情を持っていることを告げたい。我らはいつまでも日本の恩を忘れない」
 ポーランド救済委員会のユゼフ・ヤクブケヴィチ副会長が、後日、このように語っています。

最近、「残像」というアンジェイ・ワイダ監督の遺作を観た。

ポーランド人の前衛画家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの生涯を描いた物語である。

ソ連に抵抗し信念を貫き通し非業の死を遂げた画家の物語なのだが、その人生はそのままポーランドという国を物語っていた。

ポーランドという国家は、この1世紀を振り返ってみても、周辺の超大国に事実上、消滅させられたり、意のままに操られたり、無残に殺害されたり、街を壊滅状態にされたりと、まさに悲劇の縮図だった。

そのポーランドは隠れた親日国だという。

ポーランド人が日本を知るきっかけになったのは日露戦争。

開国そして近代化に着手してわずか 40 年余りの日本が、ポーランド人の宿敵で強大なロシア帝国との戦いに挑み、しかも大勝利という結果はポーランド人に強いインパクトを与えた。

そして1904年から1905年にかけて、ポーランド社会では日本関連書物の出版ラッシュとなった。

例えば、ポーランドにおける思想的な指導者ドモフスキが記した、「光は東方から」ではこう日本のことを述べている。

「日本の勝利――それは万人の認める物質的な力に対する道徳的な力の勝利である」

世界にはポーランドのような多くの親日国があることを日本人は知るべきだろう。

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