悪いエネルギーは1ミリも入れない/井上裕之
「悪いエネルギー」が入らなくなれば、逆に「良いエネルギー」を取り込むことができるようになります。 そして、あなたが「良いエネルギー」をまとっていれば、今度は良い人・モノ・コトだけを引き寄せることができるようになるのです。
そう、不幸は去り、幸せが向こうから寄ってきてくれるようになる、ということ。
確かに人は、「良いエネルギー」を持っている人と、「悪いエネルギー」を持っている人とに分かれる。
たとえば、何かにつけ不平不満を述べ、付き合っていると心が暗くなってしまうような人がいる。
これは「悪いエネルギー」を持っている人と言えよう。
そのような人と会った後は、確かに嫌な気分になる。
多くに場合、「悪いエネルギー」を持っている人は「群れる」ことが多い。
ということは、「悪いエネルギー」を人から受けないためには、「群れない」というのも大事なポイントだといえる。
なぜ「群れる」かというと、不安だから。
自分に自信が持てなかったり、孤独を感じる。
それが悪いことであると思うから、グループやコミュニティに属したくなる。
逆に一流の人というのは「ほどよい距離感」を保つのがうまい。
仕事上必要なコミュニティに属したり、パーティーに参加することはあっても、決して群れない。
つねに独自のスタンスを持ち、自分のポジションをうまくつくっている。
よく「友人5人の平均年収が自分の年収」だと言われたりする。
年収を上げたいと思ったら、年収が高い人と親しくなったほうがいいということだ。
エネルギーも同じこと。
「良いエネルギー」を取り入れたいと思ったら、自分のエネルギーを上げてくれるような、高いエネルギーを持った人とお付き合いすることであろう。
人の放つエネルギーは目に見えない。
しかし、確実に人に影響を与えるという認識は持つべきだろう。