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2019年3月 1日 (金)

中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか/中島恵

Photo 中国人富裕層の興味・関心は〝体験〟へと移ってきています。これまでは 車窓から眺めていた日本ですが、これからは日本人と交流したり、もっとぬくもりを感じられる旅が求められていくでしょう。

「爆買い」という言葉に象徴される中国人観光客。

しかし、もはや爆買いはなくなりつつある。

今後のキーワードは「体験」や「学び」だという。

著者の分析では訪日中国人観光客は主に次の3つに分類できるという

第1に、日本大好きな日本オタクでリピーターになっている人。

第2に、日本のことをよく知らない初来日の人。

第3に、従来は欧米に出かけていた富裕層で、訪日経験が浅い人。

このうち、今後増えてくるのは第3の中国人富裕層だという。

中国人富裕層は日本を「体験」したいと願っている。

日本人と直接話をして、より多くのものを学んだり、コミュニケーションを取ったり、新しいことを吸収したいと思っている。

彼らは陶芸をしたり、読書をしたり、カフェの暖炉で暖まりながら、静かに地元の日本人とおしゃべりするのを楽しみに旅行をしている。

そして、中国人の多くは値段が高ければ高いほどいい待遇やサービスが受けられるものだ、と信じている。

「5つ星ホテル」=「料金が高い」=「安心して宿泊できる」という論理である。

これは欧米でも同じだが、日本人は必ずしもそう考えない。

日本人は 安い定食屋でも、サービスがいいのは当たり前、お客様は神様、という感覚があり、それが他のサービス業にも適用されるという独特の考え方を持っている。

つまり、日本国内では、価格がそれほど高くなくても、一定以上のサービスのクオリティを求める風潮がある。

しかし、この考え方は世界的に見て、珍しい。

そしてこれがデフレの一因となっている。

中国人富裕層の来訪を機に、この日本人の価値観が変わっていけば、それはそれでよいことではないだろうか。

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