« 社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる/近藤宣之 | トップページ | 腹いっぱい肉を食べて1週間5KG減!ケトジェニック・ダイエット/斎藤糧三 »

2019年4月 6日 (土)

証人喚問/阿部雅亮

Photo_13

 前出の自民党幹部は「一定の対立を演出しながらも、法案処理の落としどころを探るという国対政治のなごりがまだまだ残っている。そういう価値観に立ち、疑惑議員に対する参考人招致、証人喚問といったセレモニーが、法案処理との取り引きの観点から論じられるケースは少なくない」と話す。

政治家や官僚に疑惑があると証人喚問が行われる。

最近ではモリカケ問題で、籠池氏が印象に残っているが、古くはロッキード事件やリクルート事件が印象に残る。

証人喚問では偽証すると罪になるので、証人は肝心なところになると「記憶にございません」と言い逃れる。

ロッキード事件では、この「記憶にございません」が流行語にもなった。

証人喚問の目的は「真相究明」なのだが、証人喚問で真相が明らかになった例はない。

そして証人喚問を終えると、野党は「疑惑はいっそう高まった」と色めき立ち、与党は「疑惑は晴れた」と主張する。

結局は「政治ショー」で終わってしまう。

証人喚問しなくても、政治家や官僚に疑惑があれば検察が動く。

そして罪を犯したのであれば司法の手で裁かれる。

そしてこちらの方がちゃんと機能している。

国会は1日に3億円かかっているという。

そう考えると「証人喚問」という名の「政治ショー」を考え直す時に来ているのではないだろうか。

« 社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる/近藤宣之 | トップページ | 腹いっぱい肉を食べて1週間5KG減!ケトジェニック・ダイエット/斎藤糧三 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事