« 企画のメモ技/高橋晋平 | トップページ | 人生はワンモアチャンス!/水野敬也、長沼直樹 »

2019年5月17日 (金)

リーダーのための! コーチングスキル/谷益美

Photo_50

 言いたいことがあるのなら、本人に言わせるのではなくスパッと伝えてしまいましょう。 その上で、反論も含め、相手の言い分を語らせるコーチングに移行するのがお勧めです。

 


コーチングとは、ひと言で言うと「引き出す」コミュニケーション。

「引き出す」とは、働きかけて、隠れているものを表に出すこと。

相手から、気づきや行動を引き出し、変化と成長を促すために、しっかりと「聞く」姿勢が、コーチングの基本だ。

ところが、「引き出す」ということにこだわりすぎると、うまくいかないことがある。

それは「引き出す」のつもりが「誘導尋問」になってしまうことがあるから。

例えば「訪問件数が少ないから売上が伸びない」ことに気づいてもらいたい場合、

「問題は何だと思う?」

「これからどうなっていきたいの?」

こんなふうに、相手に言わせたい答えを持って問いかける質問は「誘導尋問」。

これは大抵うまくいかない。

それよりは「私は訪問件数が少ないことが問題だと思うんだ。その件についてどう思う?」

と、こちらの言いたいことをスパッといってしまうことだ。

質問は相手のためのもの。

これさえ押さえておけば、自分が知りたい情報を引き出す「情報収集」や、言わせたい答えを引き出す「誘導尋問」にはならない。

どうもうまくいかない、とコーチング実践の壁にぶつかったら、誘導尋問になっていないか、基本に立ち返ってチェックしてみることだと思う。

« 企画のメモ技/高橋晋平 | トップページ | 人生はワンモアチャンス!/水野敬也、長沼直樹 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事