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2019年5月12日 (日)

大物に可愛がられる最強の処世術/いつか

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 自分のためにではなく、仕事(会社、他人)のために、言うべきことは言う。いいと思うことを、相手の立場に関係なくぶつけてみる。そうした我欲の感じられない積極性も、可愛がられるための大きな要因なのだ。


成功するためには「力ある人」に気に入られることが近道だ。

そのためには、まず、自分を引き立ててもらいたい相手を探すこと。

ついていくべき、可愛がってもらうべき「力のある人」を探し、決めること。

そうしてはじめて、「大物つかみ」への道程が決まる。

そして、相手のことをよく知ること。

大物つかみの肝は、そこにある。

そして、まず基本として、「素直」「熱心」「聞く耳を持つ」「行動力がある」といった、できる人の若いころに共通した要素を満たすこと。

心から素直であれば、気遣いなどなくとも取り立てられる。

なぜなら、邪心・エゴがないから。

だから、反対しても嫌われない、むしろ「可愛い奴だ」と目をかけてもらえる。

もう一つ、非常に大切なのが、律儀であること。

会ったらすぐ御礼の手紙を出す、時候の挨拶を欠かさない、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底する、受けた恩は必ず返す……人の気づかない細々としたところまで律儀であれば、もうほとんど「可愛げ」となる。

上から見れば、特にずっと歳の離れた大物から見れば、「我欲がなく、勉強熱心で、素直な頑張り屋」は、とても好ましく、可愛らしく見られる。

必死になって自分の有能さを示そうとしたり、反発ばかりすることで自分を認めさせようとしたり、不合理なことが起こると無駄に徹底的に闘ったり。

人の気持ちがわからず、頭脳ばかり優秀な人がよくやりそうな、こうした合理主義的・個人主義的な手法は、特に日本の土壌には合わない。

「大物つかみ」はおべっかを使うことではない。

むしろ、自分のためにではなく、仕事のために、言うべきことは言う。

いいと思うことを、相手の立場に関係なくぶつけてみる。

そうした我欲の感じられない積極性も、可愛がられるための大きな要因。

豊臣秀吉は若いころ織田信長に気に入られたからこそ天かを取ることができた。

私自身に最も欠けた要素なので、この中の一つでも実行できれば良いのではないだろうかと思う。

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