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2019年5月 8日 (水)

小さな会社の売上を倍増させる最速PDCA日報/中司祉岐

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 学校の勉強では、予習・復習をちゃんと実行すると成績が上がります。この予習・復習は、企業で言えばPDCA(計画・実行・振り返り・改善) に当たります。立てた計画を実行し、結果を振り返りながらさらに改善して次につなげていくということですが、これを継続して回していこうとするとなかなか難しいわけです。  

PDCAを回すことは仕事の基本である。

基本であるにも関わらずこれを実行している人は極めて少ない。

著者は主に中小企業経営者の方々に日報を付けさせ、それを添削指導することによってPDCAを確実に回せるようにサポートすることを業としている。

経営で重要なのは、「どれだけ自分を見つめられるか」だ。

経営者なら誰でも、営業時間が終わった後も、その日がどうだったのかを振り返り、明日どうしないといけないのかを考える。

それをを日報を付けさせ、それを仕組み化することによって業績向上に結び付けようという試みである。

何かを求めて成功するには、毎日、小さな改善を地道に積み上げていくことが、遠回りのようで早道。

日報は計画、実行、振り返り、改善のPDCAを回していくうえで、大きな助けになる。

結局、中小零細企業が成長できるかどうかは、会社を牽引する経営者がPDCAをきちんと回せているかどうかにかかっている。

同じ経験をして、そこから大事なことに「気づかない人」と「気づく人」がいる。

また、気づいても「実行しない人」と「実行する人」がいる。

さらに、「実行しっぱなしの人」と、実行を振り返り「よりよいものに改善する人」がいる。

全てPDCAをきちんと回せるかどうかにかかっている。

基本的には、「今日の予定」を朝に書き、「実際の結果」を仕事の合間に書き、

夜に「うまくいったこと」と「うまくいかなかったこと」を振り返り、

「うまくいったこと」はルール化してこの先も続け、

「うまくいかなかったこと」に関しては改善点を考えて、翌日以降に再びトライする、

というもの。

PDCAについては、習うより慣れろ、実行あるのみ、ということではないだろうか。

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