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2019年5月 6日 (月)

笑う人には福来たる/高橋恵

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 私の原動力は、一言でいえば、「誰かの喜び」です。
「人との縁は、何よりの宝もの」だと言いますが、自分一人でできないことも、誰かと一緒ならできる。たとえ大きな問題があっても、仲間がいれば安心できて、がんばろうと思える。
 だから、一緒に人生を歩む仲間たちが喜んでくれたら、それが一番の幸福なのです。


成功する人には共通する要素がある。

その一つは何事もポジティブにとらえ、前に進むエネルギーにしてしまうということ。

著者はまさにそれが当てはまる。

今私が読んでいる本の一節を紹介します。

3歳で父が戦死し、3人姉妹の次女として育ち、その日食べるものに困るような貧乏生活だったというのだから、決して恵まれた幼少時代を送ってはいない。

ところがそれらをすべてエネルギーに変えてしまっている。

特に人のために何かしてあげたいと思う気持ちの強い方である。

そして、その気持ちから生まれた行動が人生に転機を与えている。

考えるよりも、「言ってみる、行ってみる、やってみる」。

やりたいことは「やりたい」と言ってみる。

行きたいところがあれば実際に足を運んで行ってみる。

やるかどうか迷っていることは、とりあえずやってみる。

この前向きなアクションが、結果的に幸運を呼ぶことにつながっていく。

どんな失敗も、「こんな経験めったにない」と思って楽しもうとすると、ちょっとやそっとのことでは落ち込まない。

どんなことも、笑い話にしてしまえばみんなで楽しむことができる。

人生には失敗などない。

予期せぬことがおもしろい。

著者の人生を見るにつけ、「運は自ら掴むもの」とつくづく感じさせられる。

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