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2019年5月11日 (土)

長生きにこだわらない/矢作直樹

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 この「中今」精神、つまり「今こそすべて、今を楽しむ」精神があれば、些細なことが気にならなくなります。


今、人生100年時代と言われている。

100年生きるかもしれないということはある面リスクでもある。

務めている会社は60歳定年が大部分。

65歳まで継続雇用の義務はあるが、給料は大幅に下がる。

65歳まで勤め上げたとしても会社を辞めた後が長い。

この長い老後をどう生きるか、これが多くの人の課題となってくる。

著者自身も60歳を超え、今はフリーの身だということだが、大事なことは「今を楽しむ」ことだという。

明らかに誰かに迷惑をかけていなければ、自分が楽しいと感じることをすればいいし、その役目に夢中になればいいと。

会社の一員としては定年しても、心や体に定年はない。

心や体が定年するのは、この世をおさらばするとき。

私たちにとっての本当の定年は命日。

つまりこの世を去る日まで、定年は一生涯ない。

会社勤めの定年を迎えた日が新たなスタートの日という意識を持つ必要があるということではないだろうか。

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