« 自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと/四角大輔 | トップページ | 日の名残り/カズオ・イシグロ »

2019年5月 4日 (土)

センスの磨き方/トミタ・ジュン

Photo_37

 センスのいい人は、仕事・プライベートに変な線引きをしません。素直に相手を喜ばせ、役に立つことを実行することで、人と人とのつながりを強固にしていきます。

センスを大辞林で引くと「物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚。」とある。

センスを一言で云えば、毎日満たされて暮らせる思考法とノウハウ。

物事の本質を感じ取る能力ともいえる。

例えば、目上の人からの合コン依頼があったとする。

いわば、これは抜き打ちの「総合能力テスト」だと著者は述べている。

これには、企画マネジメント力、コミュニケーション力、情報力、時間管理力、予算管理力、共感力が必要とされるというのである。

だからこれを仕事として受け止め、緻密な計画、周到な演出をする必要がある。

メンバー選びは「人脈力」と「品質管理能力」のテスト。

普段の社交力が問われる。

とくに美人、イケメン、太鼓持ちといった、人選ニーズに応えることが必要。

また、誘い方、誘う順番にもスキルが問われる。

ボス、メンバー、店員さんとのやり取りは「コミュニケーション力」が試される。

店選びは「情報力」が問われる。

同じ普通のカラオケ屋さんでも、料理がおいしかったり、条件が良かったり、設備が新しかったり、トイレがきれいだったり、良し悪しがある。

進行は「時間管理力」が問われる。

適切なスケジュール設定、そのとおり実行する当日の仕切りで、とくにそのマネジメント能力が試される。

お金については「予算管理力」が問われる。

当日、全員が楽しんでいるか、気を配る「共感力」は、リーダーの資質に直結する。

企業では同じ釜の飯を食べて、メンバー同士で共感力を高めていくが、この能力はとくに重宝される。

つまり、日常のちょっとしたことの意味や本質をとらえ、活用することができるかどうかにセンスの有る無しが現れるということではないだろうか。

« 自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと/四角大輔 | トップページ | 日の名残り/カズオ・イシグロ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事