企画のメモ技/高橋晋平
あなたが書きとめるべきメモは、「欲しいと思うものごと」これだけです企画を考える時に、多くの人が一番間違えてしまうこと。それは、「面白そう」「今までになく、新しい」という理由だけで企画をつくってしまうことです。
企画とは、人の欲求を満たすための作戦。
「何かが欲しい人」のためにそれを実現してあげること。
そのためには、まず自分が「この企画は絶対に欲しい、使いたい」と感じていなければ、結果的にいいものをつくることはできない。
企画を考える時に、多くの人が一番間違えてしまうこと。
それは、「面白そう」「今までになく、新しい」という理由だけで企画をつくってしまうこと。
欲しいと思わないものをもとに企画を作っても当たらないのは当たり前の話。
逆に言えば、興味がない人にも「欲求」を持たせられる要素を発見できれば、そのネタはどんな人にも喜ばれる企画に大化けする可能性がある。
そしてそのためにはネタが必要。
それも良いネタが必要。
ただ、そのネタは質より量。
ネタの段階で当たるか当たらないかを考えすぎると、量が満たされない。
まずは量を求めること。
そして、いろいろなネタを材料にして、化学反応を起こしたとき、いい企画がつくれる。
よい企画をつくるためには、欲しいと思うネタをできるだけ多く集めること、それが良い企画作りのはじめの一歩ということだろう。
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