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2019年5月23日 (木)

感謝する力/澁谷耕一

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 どんな状況でも、まず人に喜んでもらうことをする。相手のために何ができるのかを第一に考える。そして感謝をする。そうすれば必ず社会のなかで私たちは求められ、生かされ、幸せに生きることができます。輝く自分を見つけることができます。


これからの時代、日本人が幸せな生き方を見つけるにはどうしたらいいのだろうか。

それは人に頼らず、自分の責任と自分の力で「自立する道」を選ぶということ。

昭和、平成の時代は国や企業が個人を守ってくれた。

しかしながら、これからの時代は自立した個人の実力が試される。

大企業であっても、組織に頼って生きるような人は不要だろう。

中小企業ならなおさらだ。

では自立するためには何が必要か。

第一に大切なのは、「志」である。

そして「どうしたら人の役に立つのか、社会の役に立つのか」ということを考え生きること。

ただし「志」があっても、実際に人の役に立つにはハードルがある。

相手がお金を払ってくれなければ経済成長はできない。

そのためにも「コミュニケーション」をよくして、それぞれの強みをもった人と「協力」し、「工夫」し、「行動」することが重要。

そして「行動」のときにはしっかりと実績に直結する「訓練」を行い、戦える人材となること。

志にはそれ自体、大きな力がある。

志があれば、どんな逆境にあっても人は生きていける。

そのためには「この人生で、自分は何を達成したいのか」という、自分発の発想を捨てること。

そして「この人生は、私自身に何をしてほしいのか」という、まったく逆の観点から自分を見直してみることである。

更に、自分のなかに据えるべき基準は「ない」のが当たり前とすること。

そうすれば、すぐにでも身辺のあらゆることに感謝することができて、自分が成長する。

人が自分の仕事に誇りをもち、日々、充実して働いていたらどうだろうか。

「自分は金持ちではないかもしれない。しかし、この仕事では絶対に他人には負けない能力がある」

「自分しかできないこの仕事を通じて、皆さんのお役に立っている」

このような「自尊心」があれば、自分が「勝ち組」であるか「負け組」であるかなどは、あまり気にならない。

人の役に立つ仕事をしているのだから、ある程度は経済的にも報われる、

何より精神的なプレッシャーに負けることがない。

自分のあり方にごく自然な自信をもてるので、人にへつらうことなく、人目を気にすることもなく、いつも堂々とした態度でいられる。

こんな自立した生き方が令和の時代は求められてくるということではないだろうか。

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