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2019年6月11日 (火)

目標達成フレームワーク39/手塚貞治

Photo_74 フレームワークとは、「物事を認知して思考するための枠組みのこと」です。

目標達成するために、フリーハンドで考えることもできる。

しかし、それだとどうしても時間がかかるし、またバランスを欠いたものになりがちだ。

そこで登場するのがフレームワークだ。

フレームワーク思考の背景にある考え方が、「MECE」だ。

「MECE」とは、「Mutually(相互に)Exclusive(重複なく)andCollectively(集合的に)Exhaustive(モレなく)」のそれぞれ頭文字を取ったもの。

いわゆる「モレなくダブリなく」というもの。

それによってゼロから考えるより、より早くゴールにたどつくことができるようになる。

例えば目標を達成するためにはそのための手段が必要となる。

その場合、全ての選択肢を検討できる思いつきで考えると、思いついた順番で決めてしまいがちだ。

せいぜい2つか3つ目までの選択肢で決めつけてしまうことになる。

フレームワークで考えると、優先順位がつけられる全ての選択肢を網羅的に検討できるので、優先順位もつけやすくなる

実現の可能性が高まる全ての選択肢を網羅的に検討するというと、一見まどろっこしい作業に思えるかもしれない。

しかし、「急がば回れ」だ。

単に思いつきで始めた場合は、確信が持てないため、ちょっとうまくいかないことがあると、そのままなし崩しになってしまいがちになる。

結局、目標を達成できないということになる。

例えばフレームワークの一つとしてSWOT分析という手法がある。

強み・弱みを分析するSWOT分析というものも、使われ出してから半世紀が経とうとしており、相当ポピュラーなものとなった。

これは、自社の強み(Strength)と弱み(Weakness)、外部環境の機会(Opportunity)と脅威(Threat)の4項目で分析するという手法で、その頭文字をとって、SWOTと呼ぶ。

経営戦略の世界ではもはや古典の部類に属するフレームワークといっていいわけだが、にもかかわらず今でも使われているということは、それだけフレームワークとして秀逸だからということだろう。

私自身も企業の戦略を経営者と一緒に考えるときによく使う。

本書ではこのようなフレームワークが39紹介されている。

全てを身に付ける必要はなく、いくつかを使えるようになればよいのではないだろうか。

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