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2019年6月10日 (月)

なかなか自分で決められない人のための「決める」技術/柳生雄寛

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 決め方のノウハウとは何か。それは、次の11項目をすべて具体的に埋めることです。
 ①誰が/②なぜ/③何を/④誰に/⑤誰のために/⑥誰と/⑦いつからいつまで/⑧どのように/⑨いくらで/⑩いくつ/⑪どこで

決められないことにはいくつかの原因がある。

例えば、目的がはっきりしないこと。

何かを決断するうえで、目的はとても重要だ。

目的が明確になっていれば、その目的に合っているかどうかでその決断の正しさを判断することができるからだ。

目的とは決めるときの判断軸になる。

軸があいまいだと、当然判断ができない。

結果、決められない。

これはよく起こること。

また、慎重になりすぎても決められない。

多くの決められない人は、失敗しないために、正しい決断をしなければいけないと思い込んでいる。

そして、その思い込みが強い人ほど、なかなか決断できない。

また、一度失敗したら落ち込んでしまう。

そして、負のスパイラルに陥ってしまう。

決断できない人は、このタイプだ。

更に、決断できる人は、常に「自分が決断している」ということを意識し、明確な意思を持って決めている。

一方、決断できない人は、強く意識することなく、「なんとなく」決めていることが多い。

では「決める」とはどういうことか。

それは「行動する」こと。

「決める」と「行動」はセット。

行動までできてはじめて、本当に「決めた」といえる。

ではどうして行動できないのか。

それは上記11項目が不明確だから。

あるいはその中のどれかが欠けているから。

11項目をすべて埋めることができなければ、「決める」にはならない。

ただ単に「思っている」だけで終わってしまうことになる。

「思う」と「決める」の境界線はここにある。

たとえば、「どこで」が欠けている人は「どこで」を考えられない。

「いくつ」が頭にない人は「いくつ」のことが考えられない。

キーワードがないから、考えることすらできない。

このように、これら11項目のどれか一つが欠けるだけで、人は動けなくなるものなのだ。

さらに、自分が決めるだけでなく、相手に決めさせるときにも、この11項目はとても重要だ。

会議や打ち合わせでも、この11項目を一つひとつ検討していけば、速く決めることができるし、すぐに行動に移せる結論が出せるようになる。

この11項目、決めるためのチェックリストにしても効果的なのではないだろうか。

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