« 7日間で自己肯定感をあげる方法/根本裕幸 | トップページ | 考える教室/若松英輔 »

2019年7月14日 (日)

日本人が新規事業で成功する教科書/左近祥夫

Photo_20190712053901

 新規事業のきっかけは好きな領域での気づきにあります。家庭であり、職場であり、顧客であり、仕入先であり、仲間との語らいの中に「あれ?」「どうなっているの?」とか「こうなったらもっといい」という気づきがありますが、それがきっかけになるのです。


新規事業の開発は、未来を創ることである。

だから、計画から始めるマネジメントになじまない。

社会とのギャップ、人間関係、すり合わせなどによって行うことが近道になる。

ポイントは日本人が歴史の中で積み上げた集団行動、融通無碍、いたわりなどの精神構造を土台にするということ。

日本人と外国人と比較すると日本人に二つの特徴があることに気づく。

第一は几帳面さ。

几帳面さにはマネの上手さと手抜きをしない誠実さの二つが含まれる。

第二は協働。

特段のルール・マニュアルがなくても複数の人が目的に向かって体を動かすことができる。

個々の人はなんとなく周囲を見回しながら自ら持ち場を定めて体を動かすことができる。

本書のタイトルに、「日本人が・・・」とあるが、新規事業を開発するには、この日本人の特性をうまく生かすことが大切。

そして大事なことは、好きなことをすること。

あるいは課題を好きになること。

好きなことをすれば失敗などない。

ある瞬間は失敗に見えるが、何度も繰り返せば成功に至る。

新規事業を開発することは、今、多くの企業にとって大きな課題となっている。

その中で、「好きなことをする」という視点は重要なのではないだろうか。

« 7日間で自己肯定感をあげる方法/根本裕幸 | トップページ | 考える教室/若松英輔 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事