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2019年7月31日 (水)

ザ・マネジメント/アラン・マーレイ

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 マネジメントは勘と経験の世界ではありません。すでに研究が進み、すぐれた理論が確立されています。足りないのは、短時間で手軽にその知識を身につけられるツールです。


マネジャーになったばかりの人は、地位や肩書きさえあれば部下が動いてくれると思いがちだ。

上司として指示すれば、きちんと従ってくれるはずだと期待する。

ところが部下たちは、言われたことなんかまるで聞いていない。

とくに優秀な部下ほど、指示に従う気がまったくない。

頭にきて「とにかく言われたことだけやっていろ」と押しつけようものなら、結果は悲惨なことになる。


マネジメント論の大御所であるピーター・ドラッカーは、マネジメント研究について、「20世紀最大のイノベーションである」と述べている。

マネジャーとは、何か?

シンプルに説明するなら、マネジャーとは「目標を達成するために、人びとをまとめていく人」のこと。

厳密に言えば、マネジャーとリーダーは求められるものが違う。

マネジャーは管理し、リーダーは革新する

マネジャーはシステムや体制に注目し、リーダーは人に注目する

マネジャーは統制し、リーダーは信頼をつくる

マネジャーは短期的に考え、リーダーは長期的に考える

マネジャーは「いつまでに・どうやって」やるかを考え、リーダーは「何を・なぜ」やるかを考える

マネジャーは目の前の収支に気を配り、リーダーはどこまでいけるかを思い描く

マネジャーは再現し、リーダーは創造する

マネジャーは現状を受け入れ、リーダーは現状を打破する

マネジャーは忠実な兵隊であり、リーダーは誰にも従属しない

マネジャーはものごとを正しくおこない、リーダーは正しいことをおこなう

そして、現代の上司はマネジャーとリーダーと、両方の役割を求められる。

大変だがやりがいのある役割なのではないだろうか。

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