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2019年8月 5日 (月)

孫子の兵法/守屋洋

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 故ニ曰ク、彼ヲ知リ己レヲ知レバ、百戦シテ殆ウカラズ。彼ヲ知ラズシテ己レヲ知レバ、一勝一負ス。彼ヲ知ラズ己レヲ知ラザレバ、戦ウゴトニ必ズ殆ウシ。

 敵を知り、己れを知るならば、絶対に敗れる気づかいはない。己れを知って敵を知らなければ、勝敗の確率は五分五分である。敵を知らず、己れをも知らなければ、必ず敗れる。


孫子の兵法の中で、この言葉はあまりにも有名である。

戦いだけでなく、普段の人間関係であっても、相手を知り、自分を知ることは重要だ。

にもかかわらず、これを実践している人は意外と少ない。

過去の日本もこの言葉を実践していれば、あの無謀な戦争をすることはなかっただろう。

あの戦争で、多くの日本人は神だのみと竹槍によって勝てると信じていた。

これに対してアメリカは、開戦まえから莫大な資金を投じて日本に関する情報を集めていた。

たとえば、当時のアメリカ海軍情報部に2Jという課があったという。

そこでは、日本で発行されていた新聞、雑誌、定期刊行物をすべて集めて分析していたばかりでなく、日本で発する電波までことごとくキャッチして分析していた。

その結果かれらは、日本のあらゆる産業に関する統計はもちろん、日本海軍の何という軍艦の艦長は何のだれそれで、その性格はどうか、はては尉官クラスの勤務場所や任務まですべて調べあげていたという。

こういう点から見ても、日本の敗北は当然の帰結であったといる。

時代を超えて、戦いの本質をとらえているのが「孫子の兵法」だ。

ただ、大事なことは知識として知ることでなく、実践することだと思う。

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