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2019年9月16日 (月)

スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本/高津和彦

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 いくら話す内容が良かったとしても、余計な〈えー〉〈あー〉が頻繁に入ってきたら、残念ながらそのような評価を下されてしまいます。


自分がセミナーで話したのを録音して聞いたことがある。

すると「えー」とか「あのー」が多く、非常に聞き苦しい。

何とか直らないものかと考え、本書を読んでみた。

本書によると、この「えー」とか「あのー」というのをフィラー(filler)というそうだ。

フィラー(filler)とは、「fill」が「詰める」、「er」は「するもの」を意味する接尾辞。

すなわち、「詰め物」「充填剤」「つなぎ」「緩衝材」といった意味を持つ英単語であり、単語や文節、文章の「合間に挟み込む言葉」を幅広く指す。

フィラーのメカニズムとは何か?

著者は「心(感情・性格)」「思考」「声」を動力源としたメカニズムだという。

「心(感情・性格)」「思考」「声」の3つが同期し、安定して働いていればフィラーは出ない。

しかし、このうちの1つでも不具合が発生すれば、メカニズムに不均衡が生まれ、フィラーを発生させてしまう。

緊張している。

自信がない。

カッコつけようとしてしまう。

話す内容が決まっていない。

長い原稿を暗記している。

声が小さい。

滑舌が悪い。

1センテンスが長い。

これらがフィラーが出る典型的な状態である。

逆に、フィラーが出ない典型的な状態とは、

平常心を保っている。

自信がある。

自己肯定感が高い。

話す内容が決まっている。

よそ行きやお仕着せの言葉ではなく、自分の言葉で話せる。

短く簡潔で歯切れが良い。

大きな声が出せる。

滑舌がいい。

と、こういったもの。

ただ、これはある種の癖なのでなかなか直らないもの。

まず、手始めに、1センテンスを短くすることに取り組んでみたいと思う。

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