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2019年9月21日 (土)

A PERFECT DAY/ボブ・トビン

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 私は生まれながらの楽観主義者ではありません。楽観主義について私が理解していることはすべて、学んで訓練して身につけたものです。
 昔の私は常に最高ではなく最悪の事態ばかり考えていました。起こることすべての状況を絶望的に見せる色眼鏡を通して見ていたのです。
 私は時間をかけて、より良い思考や行動、話し方をするように自分を変えました。
 楽観性を身につけるには意識的な訓練が必要ですが、やがてそれがあなたの人格の一部となるのです。
 あなたが現実的楽観主義者になったとき、より多くの新しい可能性を見つけることができるでしょう。

著者の言う「パーフェクト」とは、何が起ころうとも、その状況にうまく適切に自信を持って対処でき、今以上の喜びと幸せに満ちた人生を送ることを意味する。

楽観主義者と悲観主義者では前者の方が幸せな人生を送ることができるだろう。

楽観主義者は、悪い知らせや挫折をほんの一時的な後退だとポジティブにとらる。

こうした出来事にもくじけることはない。

逆境に直面したら、それをチャレンジとみなし、いっそう努力する。

一方、悲観主義者は、自分がやることがうまくいかなかったときや、最悪の事態が起きたとき、それが自分の落ち度だと思い込む。

厳しい状況でも、それが必ずしも不幸や悲観的な展開に直結するとは限らない。

さまざまな対応のしかたがあると認識することだ。

大事なのは現実的な楽観主義者になること。

たとえば自分が働いている会社が人員整理を行おうとしているとする。

もし自分がが現実的楽観主義者であれば、解雇される可能性もあれば、解雇対象から外れる可能性もあると認識できるだろう。

また、異動になったり、転職先を斡旋されるなど多くの可能性があるはずだと気づくだろう。

解雇されても、もしかすると今よりも良い条件の仕事に出会う可能性もある、と前向きに考えることができる。

一方、自分が悲観主義者であれば、自分は解雇されると思い込み、失業という現実に打ちのめされ、新しい仕事を見つけるのは無理だと考えるだろう。

しかし、解雇されたとしても、それは考えているほど悪いことではないかもしれない。

悲観主義は変えられないものだと思わないことだ。

著者は楽観性を身につけるために意識的な訓練をしたという。

時間をかけて、より良い思考や行動、話し方をするように自分を変えましたという。

大事なことは、訓練や習慣づけによって自分は変わると信じることだと思う。

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