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2019年10月 9日 (水)

職場の「パワハラ」「モラハラ」の悩みを解決しあなたらしい人生を取り戻す方法/原田彗資

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 パワハラの被害は、当事者の判断力を失わせ、当たり前のことができなくなったり、心身ともに疲弊してしまうような恐ろしいものです。しかし、正しい知識と対策、そしてほんの少しの勇気さえあれば、恐れるものではありません。

来年4月からいわゆる「パワハラ法」が施行される。

だが、法律ができてもパワハラがなくなるわけではない。

パワハラ問題の多くは上司の側にある。

パワハラ上司の攻撃の仕方には、2つの段階がある。

「相手を支配下に置く段階」と「精神的な暴力を振るう段階」だ。

「相手を支配下に置く段階」というのは、攻撃をしないということではない。

支配下に置くために、中傷や悪口、悪意のあるほのめかしを行っていく。

そして、いったん相手が支配下に入ると今度は、「精神的な暴力を振るう段階」に入る。

罵声、人格否定などの言葉の暴力に移行していくのは、この段階だ。

では、パワハラ上司はどのような特徴があるのだろうか。

第1に、「自分が正しい、正義である」という感覚。

パワハラ上司はどんなことに対しても自分が正しい、正義であるという確信を持っている。

第2に「自分は特別な存在だ」という感覚。

パワハラ上司は、自分のことを特別な存在だと思っている。

そのため相手に対して興味が持てず、「他人がなぜそのように考えるのか」といった感情を理解することができない。

第3に、「他人から褒めてもらうことに執着」する。

パワハラ上司は他人から褒めてもらうことに執着している。

ゆえに、他人に褒めてもらうには、いつでも自分を褒めさせるように他人との関係性をつなぎとめておく必要がある。

それがパワハラになってゆく。

パワハラ上司が部下を否定する方法は様々だ。

大げさにため息をつくという間接的なことから、冗談交じりの悪意のこもった直接的なものまである。

最初のうちは、間接的な攻撃だが、だんだんと直接的になる。

パワハラ行為は最初、些細なことから始まり、相手が抵抗すると激しさを増していく。

なぜ、パワハラ上司はこのようなことをするのか。

部下を教育するためなのか。

会社の売上を伸ばすためなのか。

答えは、自分が偉いと感じるため。

パワハラ上司は自分のことにしか興味がない人間だ。

では、パワハラ上司の下で働く部下はどうすればいいのか?

大企業であれば最近は相談窓口があるので、まずはそこで相談すること。

では、そのようなものもない中小企業ではどうするのか。

労働局の労働相談コーナーに行くのか?

それは最後の手段。

それよりも前にすべきことがある。

それは自分自身が自信をつけること。

人生には様々な「出来事」が起こりる。

そして、その出来事に対してどのように「捉えるか」によって、最終的な「結果」というものが変わってくる。

人生で起こる出来事を予め防ぐことはできないが、起きてしまった出来事をどう捉えるかは自分次第。

会社でパワハラにあったことをどのように自分自身が捉え、どのように対応していくかが鍵となる。

その鍵となるのが「前向きである」ということ。

仕事で自信をつけるためには「セルフイメージ」「長期的視点」「本当にやりたいことをする」という3つのことが大切。

この3つの項目に共通することは、全て自分次第ということ。

自信をつけるためには、ある方程式がある。

それは、「自信」=「セルフイメージ」×「成功した回数」。

つまり、自信をつけるためには、イメージと量が大切だということ。

自信がある人はどうして自信を持っているのか。

それは、「できる」という成功体験を数多く踏んでいるからに他ならない。

では、その成功体験はどうやって養っていくのか。

それは「行動する」以外に方法はないといって良い。

自信というものは、トレーニングをすることでつけることができる。

もちろん、失ってしまった自信も取り戻すことができる。

まず行動することによって、小さな成功体験を積み重ねていくこと。

これが自信につながる。

自分を守るためにも、このことは大切なことなのではないだろうか。

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