人生が変わる!問題解決の質問術/加藤史子
パペットとの対話は、本当のあなた自身との対話です。パペットの言葉を借りることで、あなたの潜在意識、サムシンググレートにつながることができるのです。
パペットとは、手にはめて口をパクパク動かすことができる人形のこと。
このパペットを手にはめ、「質問をすること」で、自分が抱えているどんな悩みでも、解決する方法が導き出される。
実は、悩みの答えや、解決するための方法は、すべて自分自身が知っている。
気づいていないだけで自分のなかに答えはある。
やり方は、左手にパペットをつけて質問をするだけ。
子どもから大人まで誰でもどこでも簡単にできる。
基本的にパペットへの質問は3つ。
第1に、「本当はどうしたいの?」
気づいているようで見えなくなっている「本当はどうしたいのか?」という、自分の本心に気づかせてくれる質問だ。
自分が本当に望んでいる本心と向き合うことで、はじめて本心に基づいた対応ができるようになる。
第2に、「本当に欲しい結果をえるために、今とは違う別のやり方は何がある?」
方法は一つだけでない。
いろんな方法を考えることによって、選択肢が広がる。
できるだけ、3つ以上の方法を見つけてみる。
第3に、「その方法を使うと、状況がどんなふうに変わりそう?」
うまくいく未来をイメージすることによって、新しい方法を行動に移す勇気が与えられる。
パペットは自分自身。
パペットを使えば、自分のことなのに、客観的に見て考えることができるようになる。
自分自身を客観的に見ることによって、自動的な負の思考パターンを断ち切ることができる。
要はセルフコーチングのことなのだが、それをパペットを使うことによって、効果的にそれを行うことができるということなのであろう。
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