その『1分』を変えなさい!/後藤勇人
まず何かをやると決めたら、朝1分間のワークで、時間を最初に作り出す作業をし、やりたいことを実行しましょう。この発想を持つとどんなことでも本気のものなら、ほとんどのことが実行可能になります。
夢が叶わなかったり、目標が達成できなかったりする最大の理由は何か?
それは、目標を忘れてしまうこと。
だったら目標を書き出し、毎朝読み上げればよい。
仮に「赤い洋服の女性を探す」という目標を紙に書き出して、毎朝読み上げ脳にインプットしたとする。
これを毎日読み上げると、この目標は潜在意識レベルまで落とし込まれる。
すると、この行為は無意識レベルでも作動し、情報収集を始める。
すると「赤い洋服の女性」を探そうと思わなくても、自然に目に留まるようになる。
結果、目標を達成できる。
本書で言っていることはこのことである。
具体的には、理想の自分を書き込んだ紙を壁に貼り、朝1分のワークで読み上げるということ。
目的は、脳をナビゲーションに見立てて、目的地、つまり、理想の自分を脳に目的地として設定してあげること。
自分で決めてしまえば、現実はそのようになる。
自分でできないと心の中で思えば、できない現実が目の前に現れる。
できると決めれば、できる現実が目の前に現れる。
未来は決まっていないのだから、未来を決めるのは、頭の中にある思考だ。
この思考が未来の設計図となる。
簡単なことなので、実行してみる価値はあると思う。
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