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2019年11月 3日 (日)

ナオミとカナコ/奥田英朗

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 人間一人をこの世から排除したという点に関しては、ここに至っても思ったほどの罪悪感はなく、人は案外冷酷に出来ているものだと感じ入ったりした。直美に関しても同様だ。あらたまって話はしていないが、あの夜のことをひきずっている様子はない。人間には、自己を正当化するスイッチが生来備わっているのかもしれない。

ナオミとカナコが、暴力をふるうカナコの夫を完全犯罪で殺害する物語。

夫殺しは犯罪であるにも関わらず、なぜか主人公2人に感情移入してしまうのは、著者の筆力の故であろうか。

途中、犯罪がバレそうになりハラハラドキドキさせられる。

人を殺す話なのに読んだ後、爽快感がある。

たまにはこんな小説を読むのもよいと感じた。

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