壮絶メンタルトレーニング/ずんずん
「心技体」のうち、心の強さをも兼ね備えたメンタルもエリートな人たちこそが真のエリートであり、これらの属性を持つ人間を、メンタルエリートと言うことができるのではないでしょうか。
高いパフォーマンスを維持する人は総じてメンタルが強い。
著者はそのような人をメンタルエリートと呼んでいる。
メンタルエリートは、自分が止まると世界の動きが止まると信じている。
自分が怒られる、傷つけられるといったことで、自分が行動しないことは、世界的損失だと考えている。
メンタルエリートたちは、リスクに対する恐れというものを知らない。
彼らはリスクを取ったほうが、人生が楽しくなるということを知っているからだ。
メンタルはトレーニングすることによって鍛えることができる。
そのために大事なのは感情をマネジメントすること。
一歩上の高みから自分自身の感情のマネージャーになり、物事を俯瞰することができるのが「感情のマネジメント」
著者は5つの「感情のマネジメント」を紹介している。
第1に、怒りのマネジメント。
相手に自分の期待値を伝える。
自分がが相手に期待することは何か?
これが明確になったら、もう一度、相手に伝えてみよう。
第2に、怯えのマネジメント。
恐れず全力でぶつかる。
相手に話しかける前に準備しておくべきことは何か?
これが準備ができたら、全力でぶつかってみよう。
第3に、悲しみのマネジメント。
かわいそうな私にならない。
自分は相手を喜ばせていないだろうか?
リアクションを変えて、被害者の立場から脱しよう。
第4に、恐れのマネジメント。
決断は人生を良くする。
リスクを取ると悪いことが起こると思っていないだろうか?
自分が心からやりたいことは何か?
やりたいことを実行に移してみよう。
第5に、諦めのマネジメント。
自分を出して集団になじむ。
相手が受け入れてくれないと諦めていないだろうか?
受け入れてくれるまでしつこくアクションを起こしてみよう。
これらを実践することがメンタルトレーニング。
この中の一つでも実行してみるとよいのではないだろうか。
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