反日種族主義/李栄薫
韓国の噓つき文化は国際的に広く知れ渡っています。2014年だけで偽証罪で起訴された人は1400人です。日本に比べ172倍だといいます。人口を考慮すれば、一人当たりの偽証罪は日本の430倍になります。
韓国でベストセラーになり、日本でもベストセラーになっているということで読んでみた。
本書は、韓国人の学者が第1級資料を丹念に調べて記したもので、非常に客観的な記述となっている。
冒頭で著者が自国民を「嘘つき」と述べているが、読んでみるとまさに嘘のオンパレード。
よくここまで歴史を都合よく捻じ曲げられるものだと思ってしまう。
韓国の反日の根底には、反日種族主義があるという。
日本軍慰安婦問題に対して韓国人たちは、限りなく憤怒する。
反日種族主義という集団情緒が作用するからだ。
しかし、米軍慰安婦問題に対しては、そのように反応する集団情緒はない。
深刻なことは、歪曲された歴史が教科書に掲載され、生徒たちに体系的、持続的に注入されているということ。
そのことによって反日種族主義が代を継ぎ、時間が経つほどにその深刻さが増しているという事実だ。
政治、行政、司法、教育、全てが反日で塗り固められている。
ある種の集団催眠状態なのかもしれない。
ある意味、かわいそうな民族といえるのかもしれない。
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