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2020年5月24日 (日)

ストレス・リリース・タッピング/加藤あや子

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 S.R.Tは元々自分自身を思い通りにコントロールするためのツールです。苦手意識の克服にも役立ち、様々な自分の可能性に気づいていけることと思います。
 さらにストレス感情をためない習慣が身につき、レジリエンス(ストレスに対する回復能力)も上がるので、今のストレス社会と言われている時代には、ぴったりのものです。

タッピングは、アメリカではエネルギー心理学と言われ、エネルギー療法、ブリーフセラピーとして扱うセラピストも多いという。

ただ、日本では一般にはまだまだ馴染みがないのが現状だ。

S.R.Tによっておこる効果をあげると、 

・仕事に集中できるようになる

・不安や緊張がモチベーションに変わる

・言いたいことが言え、伝えたいことが伝わる

・落ち着きと自信が持てる

・目標を達成しやすくなる

・過去への後悔がなくなる

・挑戦意欲が湧く

と、様々。

その手順は、

❶消したい感情と場面を決める。

例えば、

「○○を失った悲しみから解放されたい」

「上司に嫌なことを言われたイライラを消したい」

「明日のプレゼンの緊張を鎮めたい」

といった具合に。

❷体の反応を見つけ、その感情を思い浮かべた時の体の反応をみる。

「思い出すと胸が苦しい」

「みぞおちが痛い」

「肩に力が入る」

といった具合に。

❸感情、反応を数値化する。

感情、反応ともに1~10の数値を出す。

例えば、ものすごく腹が立つ場合は10を、少しイラっとする程度なら4を。

この感覚は、自分がこうだと思う数値で問題ない。

❹セットアップをする。

セットアップフレーズといわれる短い文章を作る。

例えば

「上司の、あの言葉を思い出すとイライラする。これを解放します」

「あのことを思い出すと怖いけれど、これを認めて手放します」など。

言葉を決めたら、セットアップポイントを刺激しながら、決めた言葉を呟いていく。

セットアップポイントは2か所ある。

胸の圧痛点と空手チョップポイント。

胸の圧痛点は乳首の5センチぐらい上。

筋が張った場所で、強く押すと少々痛みを感じる。

ここを円を描くようにさする。

次に空手チョップポイントは、実際に対象物と接触する場所。

左右の空手チョップポイントを軽くぶつけるように刺激する。 

❺タッピングをする。

8か所のツボを2本の指でタップしていく。

ツボをタップしながら、自分の気持ちや体の反応を繰り返し言っていく。

ツボのタップを1周として3回繰り返す。

基本の感情解放では、1周目は「イライラする!」などの気持ちを表す言葉、2周目は「胸が苦しい」、3週目は「胸に圧迫感がある」など、なるべく体の反応に意識を向けながらタップする。

3周以上のタップで体の変化や気持ちの変化を感じられるようになる。

❻深呼吸と水分補給をする。

1、2回深呼吸をしてから、水分補給する。

❼スコアの再確認をします

③の感情と反応の数値を確認する。

数値が減っていたら⑧へ進む。

❽プラスのセットアップとタッピングする。

感情が落ち着いてきたら、次に穏かさやポジティブな気持ちを高めるセットアップとタッピングをする。

どうありたいのか? を考えてみる。

❾深呼吸と水分呼吸をする。 

❿再度、感情と反応のスコアを確認する。

①で頭に思い浮かべた場面と相手を再び思い浮かべ、自分の感情や体の反応がどうなっているかを確認する。

こんな手順で行う。

S.R.Tは、自分1人で簡単にできる。

自宅にこもることが多い今、やってみても良いのかもしれない。

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