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2020年5月27日 (水)

小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!/山元浩二

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 社員10人以上の会社が成長するためには「経営計画書を落とし込んだ育成型の人事評価制度」が必要です。

私自身、人事制度構築のコンサルを業としているのだが、大事なことはいかに整合性のある制度にするかということだ。

例えば、昇給させるにしても、単純に毎年3%の昇給させるという制度を作っても、昇給原資がなければその制度は破綻する。

ない袖は振れない、原資あっての昇給だ。

だったら、売り上げが、あるいは粗利がどのくらい上がったら、いくら昇給するのか?

それを明確に数字で示し、社員の共感を得ることだ。

これがなければ中小企業ではうまくいかない。

また評価も給料を決めるためだけのものではないことを説明することだ。

ほとんどの社員は評価を査定と思っている。

つまり、昇給額や賞与を決めるためのものだと。

確かにそのような面もあるのだが、もっと大きな目的がある。

それは育成である。

評価は、一定期間の行動を結果を振り返ることによって、できていること、できていないことを明確にし、次期に向けての課題を上司と部下とで確認し、成長を促すことが一番の目的だ。

これらのことをキチンと社員の説明し共感を得ること。

そして同じ方向を向いて仕事をすること。

それが会社の業績向上につながる。

本書はそのことが分かりやすく書かれている。

これから人事制度を作りたいという中小企業には参考になるのではないだろうか。

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