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2020年6月29日 (月)

なぜ、あなたの話はつまらないのか?/美濃部達宏

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 コンピュータのソフトが起動しなければ、必ずどこかに欠陥があるように、つまらない話にもハッキリと「つまらなくなる原因」があるのです。では、その原因とは何か?それはズバリ、「構成が悪いから」なのです。

放送作家である著者が、話を面白くする方法について述べている。

どうすれば話が面白くなるのか?

そのカギは「構成」だという。

実は「構成」こそがテレビをおもしろくするための重要な鍵であり、その「構成」を考えるプロが放送作家。

だから、業界では放送作家のことを「構成作家」と言うこともあるという。

「何をしたらおもしろくなるか?」を考えることが「企画」だとしたら、それに対して、「どうしたらおもしろく伝えられるか?」を考えることが「構成」だ。

放送作家が「構成」を考える際には、以下の2つの作業を行う。

1:おもしろく伝えるために必要な要素をチョイスする

2:チョイスした要素をよりおもしろく伝えるために順序

たとえば、「新・食わず嫌い王選手権」の企画。

企画の内容は「2人の有名人が嫌いな食べ物を当てっこする」というもの。

その構成はこのようになる。

「2人の有名人は、石橋貴明さん率いるタカさんチーム、木梨憲武さん率いるノリさんチームに分かれる」
          ↓
「それぞれの好きな食べ物がテーブルに並んでいる」
          ↓
「実はその中に1品だけ、嫌いな食べ物が入っている」
          ↓
「交互に相手の食べる料理を指定していき、指名されたほうがその料理を食べていく」
          ↓
「相手の表情を見て、どれが嫌いな食べ物かを推理する」
          ↓
「全部食べ終わったところで、相手が嫌いな食べ物を予想して色紙に書き、見せる」
          ↓
「相手が予想した食べ物を互いに食べる。もし当たっていたら『まいりました』とコールする。どちらも外していたら、もう一度やり直し」
          ↓
「負けが決定したら、敗者は罰ゲームをする」

これにより、嫌いな食べ物をおいしそうに食べる演技をしたり、それを相手に演技だと見抜かれたり、実は演技だったのにバレなかったり……というようなドンデン返しのドラマが生まれる。

テレビの制作者は、すべてのテレビ番組を「何をするか」という発想で企画し、それを「どう伝えるか」という視点で構成し、さらにそれを「台本」に落とし込み、よりドラマチックな(おもしろい)展開にしていく。

この「構成」の考え方を学べば、誰でもおもしろい話ができるようになるという。

逆に言うと、おもしろい話をしたければ、「構成」を意識しなければいけないということであろう。

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