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2020年6月10日 (水)

世界一受けたいお金の授業/和仁達也

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 シンプルに言うと、売上という「稼ぎ」からいろんな費用を「使って」、利益が「残り」、そこから借金の返済や将来への「再投資」をどこまでするのか。その一連の流れをつかめていると、その会社のことを本当に理解することに近づけます。

会社を理解するためには何を見ればよいのか。

一番良いのは決算書を見ることだ。

ただし、細部を全部見る必要はない。

むしろ、細部に入り込みすぎると、全体像が見えなくなる。

押さえるべき科目は「売上高」「変動費にあてはまる科目」「人件費」「利益」「借金の残高」、以上5つ。

この5つだけ抜き出して、図に当てはめるだけで、その会社の内情、儲けの構造がわかる。

要は、会社のお金の流れの見える化である。

例えば、売上高から変動費を引くと粗利益が分かる。

この粗利と人件費の比率が労働分配率だ。

この労働分配率を見ると、会社の景気が良いか悪いのかがわかる。

一般論として、労働分配率が50%程度なら景気がいい、収益性が高い会社だと考えられる。

業種によって異なるが、中小企業の場合、60%台までなら黒字をキープできる。

70%を超えると、人件費負担が大きくて、利益が出にくい。

きっとこの会社は資金繰りも苦しいだろう、と想像がついてしまう。

逆に40%台になると、かなり生産性が高いので、効率良く稼いでいるから、景気がいい会社だと予測できる。

これを知るだけでも会社に対する見方はずいぶん変わるのではないだろうか。

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