強者の流儀/朝倉未来
当たり前に見えることだからこそ大事であり、日々の積み重ねとして続けていくことが難しいというのも、僕はこれまでの経験によって痛感しています。
無免許運転により少年院に収容され、16歳から18歳までの1年4ヶ月を過ごし、退院後は格闘家を目指し、現在は総合格闘家、YouTuberとして活躍している著者。
その著者が大切にしているのは「当たり前に見えること」だという。
「余裕があるとはどういうことかというと、日常的なところでは、あまり怒らない、動じないということ。」
「面と向かって言えないことなら、別な場所でも言うべきではない。」
「自分の人生にマイナスな影響を与えるものと関わっていても仕方ない。」
「不正確な情報を元にして人を傷つけるというのは、めちゃめちゃ恥ずかしい。」
「八方美人でいたら、深く分かりあえる友達や仲間とは出会えない。」
「本当の自由とは何か。それは自分が全ての行動の責任を持っているということ。」
「一時的に失敗しないことよりも、その失敗のダメージをどれくらい軽減するか、失敗を単なる失敗に終わらせないでおけるかが大事です。」
「何か目的を達成するためには、死ぬ気で努力する必要があります。」
「覚えたものを定着させる上で一番いい方法は、人に教えることです。」
「不安を克服するための方法は、努力をする、ということに尽きます。」
と、これらの言葉も特別なことではなく、いうなれば「当たり前に見えること」。
逆に言えば、「当たり前に見えること」を大事にしそれを続けることが、成功者になる秘訣といえるのではないだろうか。
« 創作の極意と掟/筒井康隆 | トップページ | たけしの人生相談/ビートたけし »