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2020年9月 3日 (木)

執着を手放して「幸せ」になる本/根本裕幸

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 執着とは、一定の「人」や「もの」あるいは「状況」に心がとらわれ、放れようとしない状態を指します。「どうしても放れられない!」といった強い感情を伴わなくても、窮屈さ、自由のなさ、不安や怖れを感じながらも「何かをそのまま」にしているとしたら、あなたはその何かに執着しているかもしれません。

人が抱える悩み、その多くは「執着」という心のゆがみが原因だと著者はいう。

執着は別の言葉で言えば、「わかっちゃいるけどやめられない」というもの。

執着は「ダメなものなんでしょう? じゃあ捨ててしまおう」と、理屈で捨てられるものではない。

執着は諦める必要はない、捨てなくてもかまわない。

手放すことだ。

執着は、私たちから選択肢を奪い、それ以外のものを目に入らなくさせる。

執着が強ければ強いほど、周囲が見えなくなり、その結果、さまざまな問題が生じる。

その1つが、チャンスがどれほど訪れても、取り逃がしてしまうということ。

私たちがよりよい方向に変化したいと望んでいるときに、執着が足を引っ張り、可能性の芽を摘んでしまう。

執着しているのは、「人やもの」に対してではなく、「感情」である。

執着が生じる背後には必ず「強い感情」が存在しており、多くの場合ネガティブだ。

だから、単に人やものを遠ざけても、その感情も同時に手放さなければ、執着は決してなくならない。

何かに執着していることに気づいたら、まずは、その対象に映し出されている感情を見つめることが、とても大事だ。

まず自分がどんな感情に執着しているか、その正体をつかみ、それを手放すことだ。

本書にはその方法が記されている。

実行してみるとよいのではないだろうか。

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