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2020年9月15日 (火)

自己肯定感が高まる最高の方法/常冨泰弘

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 自己肯定感が高いと、ありのままの自分を認め、長所も短所も含めて自分のことを丸ごと好きだと思うことができます。そして、自分は自分のままでOKだと、絶対的な安心感を得られます。
 また、ポジティブなマインドに変わり、やりたいことがどんどん、積極的にできるようになっていきます。

幸せな人は「自分には価値がある」と感じている。

これを「自己肯定感」という。

自己肯定感が高いと、自分は幸せになっていいと思る。

人は、食べ物、服、装飾品、持ち物、住まい、パートナーなど、あらゆるものを「自己肯定感の高さ」に合わせて選び取っている。

自己肯定感とは、「自分そのもの」や、「自分の価値」を肯定すること。

著者は自己肯定感を高めるためのワークをいくつか紹介している。

例えば、以下のワークを10分位かけてやることをすすめている。

①落ち着ける静かな環境でイスに座り、数回深呼吸し、リラックスする。

②自分の目の前に、こちらを向いて立っている5、6歳のころの自分の姿をイメージする。

何か嫌なことがあったのか、寂しそうにしているところをイメージする。

③その子の気持ちを察してあげる。

その子が何か話しかけてきたら、しっかりと聞いてあげる。

何も言わなかったとしても、その子の気持ちを優しく受け入れてあげる。

④その子が癒されるように、その子がかけてほしいと思っているであろう言葉をかけてあげる。

(例)「○○ちゃん、あなたはそのままで価値があるよ」

(例)「○○ちゃん、お母さんは、あなたのことが大好きよ」

(例)「○○ちゃん、あなたはお母さんにとって大切な存在だよ」

こうした言葉をかけながら、小さな子どもの自分をひざの上に乗せて抱きしめ、優しく背中や頭をなでてあげる。

実際になでるしぐさをする。

⑤もう一度、④と同じように言葉をかける。

そして、言葉を聞いて、その子がうれしそうな顔をしているところをイメージする。

⑥その子が喜んだり安心したりしているのを感じる。

喜んでいるその子を、ゆっくりと自分の胸の中に入れ、温かさや安心感、喜びの感覚が自分の体に広がっていくのを感じる。

ゆっくりと目を開けてワークを終了する。

こういった具合。

自己肯定感は子どもの頃に形成される。

だから、上記のワークを繰り返すことによって「ありのままの自分に価値がある」と感じられるようになるという。

著者が自己肯定感が低かった方を多数カウンセリングしてきて思うことは、まずは、自分の中の「子ども」を癒してあげてほしいということだという。

そうすることで自己肯定感の土台がしっかりとしてくる。

自己肯定感の土台がしっかりしている人は、人のために役に立とうと思う前に、自分のしたいことをする。

それが結果的に周りの人の役に立ってくる。

簡単なワークなので、やってみてもよいのではないだろうか。

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