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2020年9月27日 (日)

聖なる国、日本/エハン・デラヴィ

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 日本人は「アテンション・マスター」といっても過言ではありません。日本人のきめ細やかな配慮やその行為にはまったくストレスは感じません。これは日本人特有のスキルだといえます。
 日本人の注意力がもっとも反映されるのは、世界最高といわれる技術力においてです。ユーザーの要望に対して全身全霊で注意力を発揮して取り組み、顧客のニーズに答えるために技術を開発し、その技術力を向上し続けたのです。つまり、日本人が相手に対して最初に考えるのは、古来から日本人が自然と持っていたサービス精神です。経済活動は二の次です。それが本来の日本人の姿です。

著者は高校卒業後、17歳の時に家を出てから、インドやアフガニスタン、アフリカなど、いろいろな国々や地域を旅して過ごす。

時代はちょうどヒッピー全盛期で「フリーダム」と「ピース」が叫ばれていた。

その彼が最後にたどり着いたのが日本だった。

鈴木大拙の禅に憧れてほぼ無一文で来日し、ヒッチハイクで京都を訪れた彼はそこで日本文化に触れ、日本文化に惹かれ、そのまま日本で生活することになる。

世界中でもっとも古い国といえば、それは日本だと著者はいう。

日本は世界でもっとも歴史のある国。

日本の国の始まりについては、今から1300年前に書かれた『古事記』や『日本書紀』を読めば、その成り立ちがあきらか。

日本という国は天皇を中心として、2千年以上の歴史を持つ国。

二番目に古い国はスウェーデン。

1523年にカルマル同盟から離脱して王政となったので、約500年の歴史がある。

日本は2千年を超える歴史があることを考えると、その歴史の差は歴然としている。

日本人はそのような歴史を持っている国に住み、昔から変わることなく同じ言葉を使い、文化を継承してきた。

古代日本のDNAを引き継いでいるといってもいい。

しかも、日本は太平洋戦争に負けて敗戦国になり、1945年から約6年にわたって連合国に占領されたが、それ以外は、一度も他国から侵略されず、滅びたことがない国。

このような国は世界でも珍しい国といってよい。

とこのように日本のことを言っている。

確かに、世界を放浪し日本で生活したことのある外国人だからわかる日本の姿があるのだろう。

日本人はもっと自国の歴史に自信をもってよいのかもしれない。

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