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2020年10月 9日 (金)

なぜ「つい買ってしまう」のか?/松本健太郎

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 インサイトとは「今までに見た機会がないけれど、『ほら、コレが欲しかっただろ?』と差し出されると、思わず『そうそう! それが欲しかった! 今すぐ買おう!』と言ってしまう商品・サービスのコア」だと考えれば良いでしょう。

本書は、ヒットする商品・サービスが出せなくて困っている人のために、「インサイトに基づく商品・サービス開発」という新しい考え方を提示し、そのための手法に焦点を当てたもの。

「インサイト」とは「人を動かす隠れた心理」と定義される。

「コレが欲しかったでしょう?」と差し出したら、「そうそう!なんで分かったの!?」と言ってもらえる、商品・サービスのコアがインサイトである。

インサイトとは、自分でも言語化できない隠された心理に焦点を当て、「そうそう、そういうこと!」と納得してもらえるような、言語化された価値だと考えれば良い。

消費者に「朝起きてから夜眠るまで、何かお困りのことはありませんか?」と聞いても「うーん、ないですねぇ……」という煮え切らない反応になるはず。

なぜなら、だいたいのニーズは充たされてしまったから。

スティーブ・ジョブズは、雑誌のインタビューで次のように語っている。

「多くの場合、人は形にして見せられるまで、自分は何が欲しいかわからないもの」

つまり「御用聞きによる商品・サービス開発の時代」は終わったと考えてよいのではないだろうか。

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