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2020年10月24日 (土)

「これでいい」と心から思える生き方/野口嘉則

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 自分を確立するというのは、自分を土台から築き上げていくということです。そして、それに取り組んでいく過程で、私たちの内に「生き方の確かな指針」が確立されます。
 この指針が、人生の充実度や満足度を大きく左右するのです。

人間を建物にたとえるならば、まずはしっかりした基礎工事をやりましょうということ。

それをしないまま、上にビルディングを建てようとしても、うまくいかない。

基礎工事をしっかりやること、つまり自我をしっかり確立することによって、個性化も進めていくことができる。

どのような状況においても、自分の気持ちを大切にできるような生き方をすること。

これこそ、本当の幸せを実現する土台になる。

まず自分の気持ちを大切にし、そのうえで相手の期待にも応えることができたら、それはとても嬉しいことだ。

だけど、もしも自分の気持ちを大切にすることが、相手の期待を裏切ることになるとしたら、それは残念なことではあるが、しかたのないことだ。

自分の気持ちを大切にして、自分らしく生きようとしたら、「相手が不機嫌になる」とか「相手が離れていく」といった経験が必ずついてくる。

それを「しかたのないこと」と受け止めることができるかどいうか。

それが重要だ。

周りの人たちはそれぞれの価値観を持っていて、それにもとづいた意見やアドバイスを言ってくる。

仮にこちらがそのとおりに行動したとしても、その結果の責任は取ってくれない。

自分と相手の間に境界線を引くこと。

相手の権利を侵害することなく、自分の要求や意見を率直に表現する態度を、「アサーティブな態度」という。

これは、自分も相手も大切にする建設的な態度であり、また、自分と他者の間に健康的な境界線を引くために必要な態度でもある。

「I did it my way.(私は私の道を生きてきた)」

これは「my wey」歌詞の一節。

自分の人生を振り返ってこう言える生き方をしたいものだ。

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