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2020年11月22日 (日)

世界でいちばん自分を愛して/中野裕弓

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 すべては「まずは自分から」なのです。自分を幸せにすることに躊躇する必要はありません。それよりも、それこそが、あなたがインパクトのある活動を続ける原動力になるのです。

本書で紹介する「愛のコーヒーカップ」理論は、「他人よりもまず自分に徹底的に愛を注ぐ。それによっておのずと人生が好転する」という、経験を通して体得した著者の哲学。

自分が満たされると、注いだ愛は自分のカップから溢れ出し、周囲の人をも幸せで満たし始める。

さらに注いでいると、やがて、世界中に幸せが広がっていく……。

つまり、「まずは自分から」という順番。

世界の人が幸せになるには、自分が基本で、自分自身を十分愛で満たして、自分自身が豊かで幸せな気持ちになることが大事。

実は人類共通の、生まれてきた目的が1つある。

それは、「わたしたちは人生を味わいつくし、愉しむためにこの世に来ている」ということ。

苦しむためでも、悲しみのため途方に暮れるためでもない。

「人生を味わいつくし、愉しむため」の人生の基本というべきものが、「愛のコーヒーカップ」。

自分のホンネを大切にし、心地よいと思うことを自分にしてあげる。

落ち込んだり、失敗したときなどは、叱咤激励ではなく、自ら優しくかばってあげる。

何か、失敗をしたとしても、自分を責めるのではなく、ただ、起きたことを冷静に分析すればいい。

そして、善し悪しを裁くのではなく、世の中は人それぞれ、多様性に満ちているから面白い、と思えるようになったら、気分も若返る。

「愛のコーヒーカップ」理論で見るのは物事の肯定的な面だけ。

愛するのは「まずは自分から」というのは確かにその通りだと思う。

そうでない愛はニセモノといってよいだろう。

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