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2020年11月 8日 (日)

嫌いなヤツを消す心理術/神岡真司

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「自分の心を変える」方法も、「相手の心を変える」方法も、いずれも潜在意識を上手に活用することで、「嫌いな人」は消えてなくなるのです。

誰にでも嫌な人はいる。

「嫌な人を消すことができたらどんなにいいだろう」と思っている人も多いだろう。

しかし、実際に人を消してしまえば、それは犯罪だ。

そうではなく、本書で言っているのは心理療法を活用して心の中から嫌な人を消す方法である。

本当の意味で、「嫌いな人」を消すには、「自分の心」と「相手の心」の両方へ作用させる心理技法を講じる必要がある。

手順は次の通り。

これを同時に行う。

「自分の心を変える」→「相手を嫌う心」を消す。

「相手の心を変える」→「自分を嫌う心」を消す。

嫌いな人に対しても、秘かに心理技法を施すことで、その人の心にも変化を起こす。

すなわち、相手にも「こちらを嫌う人」という「敵の領域」からの脱出を図ってもらうべく操作する。

カギは、アサーティブな態度をとること。

それは人間関係を支配と従属の関係でとらえたり、差別することなく、対等にふるまうことでお互いがウィン・ウィンの関係を保てるようにするためのコミュニケーション作法と言える。

強者と弱者の関係といった垣根を乗り越え、「あなたもOK、私もOK」という双方が自立的な関係を目指す。

アサーティブのとらえ方では、人間を3つのタイプに分類します。

★アグレッシブ・タイプ…積極的・能動的・攻撃的で他人に抑圧的なタイプ。

★パッシブ・タイプ…消極的・受動的・依存的で他人に従属的なタイプ。

★アサーティブ・タイプ…相手と自分の権利を守る自立的なタイプ。

相手が「イヤだな」と思うようなことは、一切しないのはもちろん、同時に相手からも「イヤなこと」をされたら、正直に「それはイヤだから、やめて」と対等な立場で率直に主張していく。 

アサーティブというのは「対等な関係における自己主張」。

アサーティブな対応は、相手を増長させることなく、対等の人間関係にあることを相手に悟らせ、相手が感じている「生存本能の脅威」をなくさせるために行うもの。

つまり、アサーティブな対応は、こちらが「敵」ではなく、「中立」であることを相手に示すことに他ならない。

アサーティブな対応をするためのトレーニング方法は簡単。

「嫌いな人」からの攻撃を受ける場面をイメージし、アサーティブに切り返す自分の姿を、頭の中で何度もシミュレーションすればよいだけ。

嫌いな人のことが浮かんだら、まず肩を落とし、全身の力を抜くようにする。

人間の本能には、もともと不快な気分を早く取り去りたいという潜在意識のはたらきがある。

よって、「快の状態」へとスムーズに誘導する段取りさえ、整えてあげれば、容易にそこに導かれる。

これは実行してみていいのではないだろうか。

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