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2020年12月 3日 (木)

人生逃げ切り戦略/やまもとりゅうけん

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 「人生逃げ切り」は選ばれた人間だけが許される境地ではありません。すでに民主化しています。
 情報発信を通して、誰もが大きなコストをかけずに起業し、売上を無限に伸ばせる。そのためのインフラは、もう整っているのです。
 あとは、やるか、やらないかです。

「人生を逃げ切る」とは、具体的にはどのような状態を指すのか。

著者は「経済的な不安が限りなくゼロに近づいた状態」かつ「面倒な人間関係や誰かに決められた場所・時間に縛られない状態」だという。

今の時代、人に雇われず、かつ人を雇わず、個人の力だけで人生を豊かにしていける時代でもある。

今や、「人生逃げ切り」は民主化した。

一流の芸能人や経営者のような才覚がなくても、いやむしろ、才覚がないからこそ、「凡人」の共感を獲得し、インフルエンサーとして個人の時代を勝ち上がれる。

「凡人」こそが「人生逃げ切り」に最も近い存在と言っても過言ではない。

個人が小資本で取り組める副業も多様化した。

年間何十億円といった売上を立てるのは難しいかもしれないが、それでも「月に数百万円」程度の収入を得ながら、自分と自分の周りの大切な人たちと「逃げ切る」生き方ならば十分に可能だ。

個人で稼ぐ手段は多様化している。

財を得るためには必ずしも「一大事業を立ち上げて軌道に乗せる」必要がなくなり、「人生逃げ切り」のハードルは大きく下がった。

影響力があれば、個人であっても企業以上に効率的に多くの人に価値を届け、大きな利益を上げられる可能性もある。

大事なのは大量にお金が流れ込んできている市場で勝負すること。

そうすれば、スキルも年齢も関係なく、比較的楽にお金を稼げる。

お金が流れ込んできている市場で勝負することこそが、「マーケティング」。

稼げるかどうかは「努力の量」ではなく、「市場の選定」でほぼ決まる。

お金が流れ込んでいる場所で勝負をすれば少ないコスト、少ない努力量でも勝てる。

「ラクして稼ぐこと」こそマーケティングの本質。

どの市場を選び勝負するか、「人生逃げ切り」のポイントはここに尽きるということであろう。

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