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2020年12月20日 (日)

目標達成の全技術/三谷淳

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 人間には無限の可能性があります。ですから目標は、「楽観的に構想」して高く設定することが大切です。低すぎる目標は本気になれないので、かえって達成の確率を下げてしまうのです。

目標を達成する人たちは、達成までの道のりを、

・第1ステップ「目標を設定する」

・第2ステップ「実行計画を作る」

・第3ステップ「計画を実行する」

という3つのステップに分け、それぞれのステップで特徴的な考え方や行動をしている。 

3つのステップでは順番に、対照的な思考方法をとる。

・第1ステップ「目標を設定する」では「ポジティブ思考」(何でもできると考える)

・第2ステップ「実行計画を作る」では「ネガティブ思考」(不測の事態まで想定して慎重に考える)

・第3ステップ「計画を実行する」では「ポジティブ思考」(絶対できると信じて実行する)

つまり、楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行することが大事。

「目標達成は設定が8割」と覚えておくこと。

ポイントは、何といっても「ポジティブ思考」

一見すると、高い目標よりも手頃な目標を設定したほうが達成確率が高まるように思えるが、実は逆。

立てる目標は、自分がワクワクする、できるだけ高いものに設定しなければならない。

「できる数字」ではなく「やりたい数字」

これが達成できる目標設定のコツ。

そして、心のブレーキを外すためには1つのコツがある。

それは、目標を設定するときに「どうやるか?」を考えないということ。

稲盛氏は、京セラフィロソフィの中で「新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性を信じることのできる人だ」と伝えている。

ワクワクする目標を設定するために大切なことがもう1つある。

それは、誰かと相談しながら目標を考えるということ。

人の脳というのは、誰か他の人と話をしたり、一緒に行動をすると楽しく感じる性質を持っている。

未来の目標も、自分一人で考えるより、誰かと一緒に考えたほうがワクワクして単純に楽しくなり、楽観的に考えることができるようになる。

2つ目の理由は、一人では気づかないことを相談相手が気づかせてくれるから。

3つ目の理由は、相談相手が目標達成を応援してくれたり、協力をしてくれること。 

また、目標設定の相談相手は、「次々と高い目標を達成している人」「自分と同じような目標を楽々と達成している人」にするべき。

「いつまでに、何を達成する」という目標を決めたら、次はその目標の達成確率を上げるためにブラッシュアップをしていく。

その方法は、「目標を達成したときに喜んでくれる人を書き出す」こと。

自分だけが喜ぶ目標より、たくさんの人が喜んでくれる目標のほうが、達成できる確率はぐんと上がる。

これには2つの理由がある。

1つ目の理由は、自分のためより他人のためのほうが人は頑張れるものだから。

もう1つの理由は、たくさんの人を喜ばせる目標には、たくさんの人が協力してくれるから。

まとめると、

・ワクワクする高い目標を設定する

・似たような目標を達成している人に相談する

・期限と検証可能性のある目標にする

・具体的で長すぎない期限を設定する

・達成したときたくさんの人が喜ぶ目標にする

・高すぎない目標にする

これらの条件をクリアするように目標設定すれば、かなり達成の確率が高くなっているはず。

目標設定したら次は実行計画作り。

実行計画作りのポイントは、悲観的とも言えるくらいの緻密さと慎重さ。

実行計画作りは、徹底的にゴールから逆算して考えることから始める。

アクションプランを決める際には、1つだけルールがある。

アクションプランは「やれば必ずできること」にするということ。

アクションプラン作りの基本は、2つの徹底的な逆算思考。

1つは「時間的」な逆算。

もう1つは「分野的」な逆算。

このアクションプランを立てるときに最も大切なのは、「悲観的に計画する」こと。

そして実行の段になると、ポイントは再び楽天的になること。

「自分なら必ずできる」という自信を持ち、毎日明るく前向きな気持ちで計画を実行していくのがポイント。

まず最初に知っておくことは、「結果は選べない、行動は選べる」ということ。

高い目標を次々とクリアしていく人たちは、決定的な共通点がある。

それは、いつも「ストレッチゾーン」の中にいて、その状態を楽しんでいるというこ。

人はコンフォートゾーンにいるよりも、ストレッチゾーンにいたほうが作業効率が上がり、高いパフォーマンスを発揮できる。

目標達成が上手な人と苦手な人の違いは、前者はいつもストレッチゾーンにいるのに対して、後者はいつもコンフォートゾーンにいるという、この1点につきる。

高い目標を達成している人ほど、数多くの失敗をしている。

目標に向けて精一杯取り組めば、達成できてもできなくても、いいことしかない。

成功の反対は失敗ではなく、「行動しないこと」だから。

高い目標を次々と達成していく人たちは、いつでも自分に何かの目標を課しているし、常に次の目標を考えている。

それは、目標は立てるときが一番楽しいから。

計画を実行するステップは、明るく楽観的に「絶対に達成できる」と信じてポジティブに進めていくことが大切。

「目標達成脳」を持つ人には、以下のような特徴がある。

・ストレッチゾーンのプレッシャーが楽しい

・いままでにないことを経験できてワクワクする

・まず行動してみる

・うまくいったから自信がつく

・目標達成に情熱を注ぐから達成の意味がわかる

・自分で決めたことは何としてもやる

目標は、楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行することが大事ということであろう。

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