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2020年12月31日 (木)

一流の男/日髙利美

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 一流の方々は、読書家です。読まれるジャンルも雑誌や小説から専門書まで、幅広く読まれています。その中でも必ず読まれているのが、中国の古典。
 私自身が薦められて読んだのは『論語』『孫氏の兵法』『老子』『菜根譚』。中国古典の他にも、デール・カーネギーの『人を動かす』『道は開ける』、ピーター・F・ドラッカー『マネジメント』松下幸之助の『道をひらく』などです。

様々なメディアで百戦錬磨と称される銀座のママ。

そんな銀座のママがどんな男性に心惹かれるのか。

夜の銀座は大人の社交場。

一流と言われる男性や成功していると言われる男性が集う場所。

「一流」を辞書で調べたら、「その世界で第一等の地位を占めているもの。他とは違う独特の流儀」。

「成功」を調べてみたら、「物事を目的どおり成し遂げること。物事を上手く成し遂げて社会的地位や名声などを得ること」とある。

銀座のママである著者が夜の銀座で出会った一流の人には、「人に気軽に話しかける」という共通点があった。

前から知っている人のように、初めて会った人と笑顔で気軽に話しかける。

少年のような好奇心と人懐っこさ。

誰に対しても変わらぬ態度からは、大人の余裕も感じる。

周りの空気が和らぎ明るくなるだけではなく、時には話の流れから「役に立つ良い情報」を得る。

どんな一瞬でも、一人ひとりとの出会いを楽しむその姿が相手に伝わり、「この人を大切にしたい」と思わせる。

一流の人は、「人に好かれようとしない」

人からの評価を気にしないことで、周りの目を気にすることなく、信念を持って生きることが出来る。

「人から好かれようが嫌われようがどちらでも構わない」。

そういう覚悟を持つと心が自由になる。

一流の人は、「信念がある」

成功している一流の人は、こんな風に自分が生きるという道徳的な信念や、自分自身やご自身の会社が人のためにどうあるべきかという前向きな信念をもっている。

常に自分の心の声を聞いていて、誰よりも自分自身と対話をし、行動している。

自分に正直でいることで、自分自身に対する信頼を重ね自信がついていくからこそ、毎日ワクワク過ごせ、ご自身が望む結果を得ることができる。

一流の人は、「自分とは違う視点を持つ人を傍に置いている」

成功している人は、「そういう考え方もあるのか」と自分の考え方や意見とは違う人のことを受け止めることが出来る。

そして、自分の視点とは違う考えや意見を聞いて考え、今までの自分の考えより良い考え方や結果が出そうだと判断した時には、考え方を改める柔軟性をもっている。

一流の人は、「末端の人にこそ気を配る」

成功している一流の人が「影ながら自分を支えてくれている人」に共通してやっていることが五つある。

①笑顔で挨拶

「おはようございます」「お疲れ様です」という日々の挨拶を相手の目を見て笑顔で。

②感謝の気持ちを言葉にする

相手が年下なら「いつもありがとう」、相手が年上なら「いつもありがとうございます」。

③相手を労う言葉をかける

「寒い中、大変ですね」「いつも遅くまでお疲れ様です」という相手を労う言葉をかけている。

④相手を気遣う言葉をかける

例えば、警備員さんのことを気遣う言葉をかける場合、「寒くなってきたから体調を崩さないように気をつけて下さい」など。

⑤名前を覚えて呼びかける

思いがけない人から名前を覚えてもらったり、自分という存在を認識されていると知ることは嬉しいもの。

一流の人は、「好き嫌いで仕事している」

成功している一流の人は、今までの自身の経験から勘も大切にしている。

だからこそ「なんか好き」「なんか嫌い」という感覚も大事にしている。

もちろん、社内でも社外でも仕事が円滑にいっている場合は、嫌いな人とでも割り切ってお仕事をする。

人生を楽しく過ごすためには、他人や世間の価値観ではなく、自分の価値観を持ち、信じることが大切。

楽しくない、つまらない、そう感じている時は、人生を自分主導で考えていない場合が多い。

大切な自分の人生を他人任せにしてはいけない。

成功している一流の人が「自分が楽しいことしかしない」とは「何をしていても楽しくする」という意味。

一流の人は、「人のせいにしない」

起こっている今の環境はすべて自分が創り出している。

すべての結果には必ず原因がある。

そう考えることで、自分に悪いところはなかったか?自分に出来ることはなかったか?と、自問自答することができるようになる。

待っているだけでは何も変わらない。

まずは、自分自身の考え方や行動、言葉を変える必要がある。

人のせいにすると成長しない。

人のせいにすると信用を無くす。

人のせいにすると人生が望む方向に向かわない。

起こっていることすべてを自分のせいにする必要はないが、人のせいにしないことで主体性を持って生きることができるようになる。

一流の人は、「なんにでも本気で全力投球」

何かをやると決めたら仕事も遊びも全力投球。

今この瞬間に集中し、ただ見ているだけではなく参加することを楽しんでいる。

「楽しむ」ことと「本気でいる」ことは、どんな時でも人生を豊かなものにするためにとても大切な要素。

「本気」は、「真剣」とも言い換えられる。

成功している人が、人生を楽しむことが上手なのは、きっと好奇心が旺盛で想像力が豊かだから。

そして、どんな時も諦めないで追求する心が、他の人ができない大きな成功をもたらしている。

これらが銀座のママが見た一流の人の共通点だ。

逆に考えれば、一流の人になるためには、これらのことが必要ということでもあろう。

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