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2020年12月19日 (土)

会計の神さまが教えてくれたお金のルール/天野敦之

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 「会計リテラシーがなかったら、一生お金に振り回されて生きることになるぞ」

本書では会計リテラシーを、「会計の知識を仕事や人生に活かす力」として定義している。

仕事も人生もうまくいってない理由は、会計リテラシーがないから。

仕事する人は誰でも、会計のリテラシーは絶対身につけといたほうがよい。

まず大切なのは、お金にはコストがかかってることを意識すること。

会計リテラシーとは、

①お金にはコストがかかっていることを意識していること

②資本コスト以上にお金を増やす責任を自覚していること

③レバレッジを活用すること

④お金の流れをイメージできていること

⑤お金を増やすための損益構造を理解していること

この5つ。

企業がお金を調達する方法には、大きく分けて2つある。

1つめは、株主から出資を受ける方法、

2つめは、銀行などから借りる方法。

株主からの出資が純資産の部、

銀行などからの借入れが負債の部に載る。

貸借対照表の右側はお金の調達元を示していると言える。

株主から出資されたお金が資本金と資本剰余金になる。

それ以外にこれまで累積してきた利益が利益剰余金。

資本金と資本剰余金と利益剰余金が自己資本。

ここで大事なのは、調達したお金に資本コストというコストがかかっていることへの自覚。

そしてその資本コスト以上にお金を増やす責任への自覚。

その責任を果たさなければ、借金も返せないし、株主の期待に応えられず株価が下落し、最悪の場合は会社の存続が危ぶまれる。

仕事の中で使う資産とそれにかかる資本コスト以上にお金を増やさなければ、会社として成り立たないということを理解することが大事。

そして社員は自分の給料にもコストがかかっていることを理解することが大事。

会社が負担している社会保険料、教育研修費、仕事で使うパソコン、机、オフィスの賃料、光熱費、営業を支える事務や総務や人事などのバックオフィス、それらを払うためのお金にもすべてコストがかかっている。

これらのことが会計リテラシー。

これらがわかってくれば、営業マンが「自分の給料の3倍稼げ」といわれる意味もわかるだろう。

その意味で普通のサラリーマンであっても会計リテラシーを身に付けることが重要だと言えよう。

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