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2021年2月27日 (土)

NLPの原理と道具/ジョセフ・オコナー、ジョン・セイモア

Nlp

 NLPはいろいろな分野の超一流の人たちがどうやって傑出した業績をあげるのかを研究して作られた卓越性の芸術であり科学である。

NLPは1970年代の初期、サンタクルズにあるカリフォルニア大学の言語学助教授であったジョン・グリンダーと同じ大学の心理学科の学生であったリチャード・バンドラーの協力で始まった。

NLPのN、すなわち神経の部分は、人間の行動はすべて基本的に視覚、聴覚、嗅覚、味覚および触覚という神経学的過程から発しているということを示している。

NLPのL、すなわち言語の部分は、我々は思考や行動を順序立て、また他人と通じ合うために言語を用いるということを示している。

P、すなわちプログラミングは、望ましい結果を得るために我々は自由に思考や行動を組織立てられるという考えを表わしている。

非常に狭い信念や興味や知覚は世界を貧弱でわかり切った、退屈なものにしてしまう。

その同じ世界が豊かでエキサイティングなものにもなり得る。

その違いは世界にあるのではなく、それを知覚するときに用いるフィルターにある。

我々は数多くの自然の、有用で、なくてはならないフィルターを持っている。

言語はフィルターである。それは我々の思想や経験を映す、現実の世界からさらに一段離れた、地図である。

「美」という言葉が自分にとって何を意味するか。

私たちは疑いもなく「美」という言葉の意味を理解するための記憶や経験、内的な絵や音や感情を持っているだろう。

誰か他の人も同様に、全く異なった記憶と経験を持ち、同じ言葉を全く異なる内容で理解するだろう。

どちらが正しいか?

どちらもその人にとっての現実において正しいといえる。

言葉は言葉の表わす経験そのものではない。

にもかかわらず人々は地図を土地と取り違えて争い、命さえ落とすのである。

信念もある行動をとらせ、特定のものに注意を向けさせ他を無視させることによって、フィルターとなる。

NLPも我々自身と世界に関する見方を提供する一つのフィルターである。

NLPのポイントは3つある。

第一に、自分は何を欲するかを知ること…どんな状況でもはっきりした目標を持つこと。

第二に、感覚を鋭敏に働かせて、何が起きているかしっかり受け取ること。

第三に、目標に到達するまで行動を変化させる柔軟さを持つこと。

要は、いかにフィルターを広げ、今まで気がつかなかったところへ注意を向けるようになるかである。

今までやってきたことを続ければ、同じ結果になる。

もしそれが気に入らなければまずはフィルターを変えなさいということであろう。

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